陰気な雛人形
実は人形系、とくに日本人形はニガテである。 なんでか? 怖い。 顔が雰囲気が。
箱にしまわれているのにホコリまみれの雛人形をとりだして、飾ってみる。 うーん古臭い。 ひな壇を被うガラスケースがついているので取り付けようとすると、木製の縁が折れた。 よこっちょにツマミがついていたのでいじくると、なんとオルゴール仕掛けだった。 なんだかサミシーイひな祭りの メロディが流れ出す。 淡々と。
うーんこんなものを飾ったところでウチの娘は喜ぶのであろうか。
マルアジの開き
刺身にしろ、焼くにしろ、最近ちっとも魚に脂がのってない。 サバは〆サバにしても脂まったくなし。 アジを焼いても脂なし。 悲しい。
だけどこのマルアジは、脂がのりまくっているのであります! なぜか。 自分で一夜干しをこしらえて、焼く。 すると脂がボタボタボタッっと落ちて、白い煙がジューっと上がり、近所中の猫が寄り付いてくるんじゃなかろうかという非常に食欲をそそるイイ臭いの充満するとさね。 安いしウマイということで、急遽魚屋で買いだめして一夜干しにして、冷凍ストックを作っておこうという計画さね。
この時期どうしても白子や真子がはいるので魚が美味しくなくなるんだけどこのマルアジだけは別格。 絶対美味い。 普段は味のニセモノ扱いされているかわいそうな魚ばってん、美味い。 でもその理由を知りたい。
椎茸のカス漬け
どこぞのおみやげということで、シイタケのカス漬けばもらったとさね。 チョットからしの入ってて、からい。 チョット酒の肴にいいぞこれは。 さらに別袋で粉からしが付属してある。
これたぶん麻婆豆腐のかくし味に入れてもウマイんじゃないかなたぶん。
水菜の吸い物
妊娠のはじまりは異物?
そんな場合は、おなかの子が女の子であるある可能性があるという話を聞いた。
マジか? という議論から発展して、そもそも「ツワリ」ってどうしておきるの? という議論に発展したのである。 するとウチの嫁が言った。
妊娠初期は、おなかの中の子供を親の体が「異物」と認識し、それを体外へ排出しようという働きのひとつでツワリのムカツキがあるという。
え、マジで。
ハッサク
ハッサク。 八朔とも書く。 8月ころから食べられるのでハッサクという名前がついたらしかけど、最近では未熟で食えない。 ちょうど2月頃から出回り始める。 もともとこういう柑橘類には目がないオイ。 八百屋さんで3個で100円という安さだったので、買ってきたというわけ。 うん。 すっぱくてうまか。
そうそう種。 これ植えて育てられないかどうかを実験してみることにしたとさね。
それはそうと今日はバレンタインデー。 甘いチョコレートをもらえる日。 けど我が家では、チョコレートは普段よく食っているので、ヨメから美味しいお酒を2本買ってよいと定められた日でもあるとさ。 今年は焼酎一本酒一本買うことにしよー。 さー今晩は何で一杯やろうか。
そして焼き鳥屋へ
地鶏のタタキを食らいつつ、新しい焼酎を一本たのんでおくか。 ということで「神の河ください。」と注文。 すると「いいちこ」がでてきた。
あれ? と思いつつもビンにはオイの名前。 半分ぐらいは残っている。 どうやら飲み残しがあったらしかね。 でもこの店、2年ぶりぐらい。 それなのに焼酎をとっておいてくれるなんて、よか人ね、マスター! ということで山のように飲み食いして、感謝して、ラーメン屋さんに寄って、帰った。
ハコフグ
ハコフグをもらった。 このフグ、ウマカとさね。 腹の中にタマネギのみじん切りや味噌、その他をグチャ混ぜにして詰めて、アルミホイルで包んで焼く。 よか酒が飲める。 でも。
なんだか自分で調理して食うのはチョットね。 なんでもキミは皮に微量の毒があるそうではないか。 キンプグは無毒なので 自分で調理して食うけど、なんかチョットね。 恐ろしか。 顔も怖いし、キミはハコフグって、まんま箱ではないか。 尾ひれとか、とって付けたようななんか機械の部品のようではないか。
でもやっぱり食ってみるか。 うまいし。
食育基本法
息子が保育園からもらってきたチラシによると、平成17年7月に「食育基本法」が施行されたそうさね。 「食」に関する法律。 知らんかった。
具体的に述べると、こんなかんじ。- バランスのとれた健康的な食生活を実践する能力
- しつけやマナーの習得
- 食料、地球環境への問題意識を持つ
とまあザッとこんなかんじ。
どれも非常に大事な事柄ね。 でもね、 「食を楽しむ」 とか 「できるだけ美味しいものを食べる」 とかも付け加えて欲しいなオイ。 やっぱり楽しみながら学んでいくのが一番でしょう。
そうそう。 こんなことも書いてあった。
「食」という字は、 「人を良くしていく」という2つの漢字でなりたっています。
どれにしようか
「このチラシの中から欲しいものを選んで注文せよ!」と、いうこと らしかとばってん、少し目を通してみると食い物がずらり。 あ、あれか。
チラシを見てすぐに、以前もこれを注文させられたことば思い出したとさ。 たしかその時は冷凍餃子ば頼んだとさね。 餃子。 でも、餃子と言うか、 一口餃子なのに皮の厚みが4mmくらいはあるだろうかという、具がもうホントにほとんど入っていないという、すごい餃子が届いたわけさね。
「でもまあしょうがないじゃないか。 お付き合いやし。」ということで済ませておいたんだけど、半年くらいしてまたチラシがきた。
前回はなんで餃子を選んだのかというと、他には食いたいものが載ってなかったから。 一読したところ、今回のラインナップも前回と同じであろうと思われる。 ピンチさ。 ヨメと二人、さんざん悩んだ挙句、紀州の梅干を選んでみた。 あまり当たり外れがなさそうだったからね。
そうしたらこの梅干の甘いことがビックリ。 甘い。 いや、もし甘くなくても美味しくないぞこれ。 しかも少なっ! やられた。
そして今回。 性懲りも無くチラシが。 もうちょっとムカツイテいるとけど、「でもまあしょうがないじゃないか。 お付き合いやし。」
ヨメと二人、さんざん悩んだ挙句、ピザを選んでみた。 マズくても、たかがしれているでしょう。 ピザはそんなにマズくは作れないでしょう。 ということで。 そして今回は電話注文ではなくて、荷物もあることだし、その運送屋さん氏本人を呼んで、直接口頭で注文してみた。
「えーっと、ピ、ピザをお願いします。」
「(運送屋さん)あーっ、そいはマズかですよ。 なんか小さいピザが3個ぐらいでボリュームもなかとです。」
「そうなんです。 おたくの品々は、マズくてボリュームのなかとですよ! 実際。 だからもうチラシは持ってこないでください。」なんていえないし、 おとなしくその人のオススメの大学イモとラーメンを注文したオイであった。