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2006/03/19 汁物

天ぷら茶漬け

tenpuratya

天ぷら屋の主人が、「これは塩で召し上がってください」などと言っても 、絶対に天ツユを選ぶ。 という話をたまに聞く。 やっぱり大根おろしに 天ツユ派が多いのだけれども、オイは割と塩で食べるもの好きなので、「これは塩で食べて」といわれると、素直に塩で食べてみる。 ウマカ。

天ぷらといっても、東西同じではなく、西では魚のすり身を素揚げした、いわば薩摩揚げのようなものも天ぷらという。 一方東では魚や野菜に水溶きした小麦粉を衣につけて、揚げたものが天ぷら。 おなじみ。

天ぷらに必須な大根おろしについて、かの食通、北大路魯山人はこういう。「天ぷらは油が少し悪くたって、畑から抜きたての大根おろしがあればなんとかなる。 天ぷらに新鮮な大根おろし、これにしょうゆをかけて食べれば俗なだしに優る。」

そんな魯山人風の天ぷら茶漬けはこのように作る。 まず食べ残しの冷えた天ぷらを網にのせ、焦げ目がつくぐらいに温める。 現代では電子レンジでチン。 それを温かいごはんの上に乗せ、醤油か塩を少々。 天ツユはいけません。 そして大根おろしをのせる。 濃い目の熱いお茶をかける。 飯が少ない場合は煎茶、多い場合は番茶。 

とまあこのようなかんじ。 前々から作ってみたかったんだけど、なかなか天ぷらが残らないので、作れなかった。 が、しかし。 昨日は菜の花の天ぷらを食いすぎたので、他のが余ってようやく天ぷら茶漬けを食えたというわけ。 わりと塩多めで美味しかよ。

2006/03/18

刺身小僧と納豆娘

息子と娘、元気にすくすく育ってくれて、ごはんをモリモリ食べる。 うーん非常に喜ばしかね。

3歳の息子の大好物は刺身。 なかでも青物が好きだときた。 とくにシメサバへの固執は恐ろしく、半身はペロリと平らげてしまう。 父ちゃんとしては嬉しくもあるんだけど、酒の肴がなくなることを考えるとすこし悲しくもあるね。

1歳の娘は断乳が終わるや否や、納豆の魅力に取り付かれ、必ず朝晩1パックづつ食べるという徹底ぶり。 まさにもう私に納豆が無い人生なんて考えられないといったかんじ。 初めは納豆ご飯で食べていたんだけど、最近では納豆ご飯の中からネバる納豆の粒だけを抽出し、手でつまんで食べるという徹底ぶり。 はじめは「納豆ご飯が大好きな子」と思っていたんだけど、米粒もいらん、卵もいらん、ネギもいらん、醤油もいらん、「納豆そのもの」が大好きな女の子というわけさ。

おかげで冷蔵庫の中には納豆と青魚は必ず常備してある。 常備リストに加えんといかんなこれ。

菜の花

nanohana

寿司屋で食べた菜の花のおひたしが美味くて美味くてさ、ちょっとハマったので、八百屋から菜の花を買ってきて、天ぷらにしてみたばい。 ほのかな苦味が良い感じ。

2006/03/17

息子的時間の概念

息子にとっては、過去にあったことは時間の長短に関わらず、すべて「さっき」である。  もちろんさっきあった事柄はさっき。 数ヶ月前におこった出来事もさっき。  まだこの世に生を受けてから3年間しかたっていないので、さっきといえばさっきになるかな。 例)

1.たった今、牛乳を飲み干した後で一言。

息子:「さっき牛乳飲んだねー。」

2.去年花火を見に行ったときのことを思い出しての一言。

息子:「さっき花火見たねー。」

ピーナッツの味噌炒め

rksm

以前書いた落花生。 これでちょっとツマミば作ってみたばい。

まずは鍋を熱して、サラダ油を多めに引く。 落花生を入れて軽く炒める。 あんまり火力が強いと、焦げてしまうけん中火ぐらいかな。 そしてザラメと赤味噌を入れて、混ぜ合わせると、出来上がり。 オイの場合ちょっと炒めすぎてるんだけどね。 これが結構イイ酒のサカナになるわけ。

2006/03/16 飯物

ごま塩ごはん

gomasio

息子が最近ハマっている「のりたま」に触発されてオイも久しぶりにごま塩ふりかけば買ってみたとさね。 おいしかね。

ごま塩食うたびに思い出すのが、夏目漱石の「坊ちゃん」。 

胡麻塩(ごましお)の鬢(びん)の乱れをしきりに撫でた。

鬢がね、瓶と思っちゃっててね、清がしきりにごま塩の瓶をなでている様子を想像してしまうわけ。 偏ったイメージが植えついてしまっているわけさ。 

私はアブラハムという名前を聞くと、どうしても、おなかの廻りにポテンと脂肪のついた男を想像してしまう。

と、向田邦子さん。 考えるとイロイロでてきそうさね。

2006/03/14

やな店

たまにはなじみの居酒屋以外の店へ浮気してみるのもよかかな。 さて。

居酒屋Aの看板 : 「サーモンの刺身 550円 脂のっています!」

とか店の前に小さい看板がでてたらそこには入らんよ。 だってさ、サーモンっていえば養殖でマルマル太っているのがチリあたりから輸入されているものがほとんどなワケでさ、脂がのってるというかのせているわけでさ。  旬もなにもない年中ある魚だからさ、それをオススメに掲げているということは、「このみせイイ魚なかとばいね。」とか勘ぐるわけさね。 よってパスっす。

居酒屋B : 「本日のオススメ -イカゲソ、ハマチの刺身、かき揚げ- 」

うーんこの店の前、たまに通るんだけど、いつも同じオススメメニュー。 毎日同じものをすすめられてもね。 困る。 行かない。

居酒屋C : 「本日のオスメ -レバ刺し- 」

の文字が目に飛び込んできた瞬間、気がついたら入店し、レバ刺しとキムチと生中を注文。 こじんまりした店なので、厨房の料理人の声が丸聞こえ。 「あ、レバ刺し無い!」 思わず自分の耳を疑いたくなるようなやりとりが聞こえてきた後、注文聞きの兄ちゃんが、「レバ刺しないです。」と言う。

「無いです。」か。 そんな時はこう言うんです。 「すみません。 今日のオススメの看板にはレバ刺しと書いておりましたが、切らしてしまいました。 もうしわけごさいません。」と。 どうもあなたがたのレバ刺しに対する思いとオイのそれではかなりの温度差があるね。 でもまあオイも大人だし。 入店したのならばしょうがない。 ちょこっと食って飲んで、別の店行くか。 ということで、あまり豊富でないメニューの中から適当にたのんで、最後に鳥皮を注文。 「(オイ)鳥皮をください。」「(注文兄ちゃん)は?皮(かぁわぁぁ)?」

仏のオイが黙っていたのもここまで。 こんな態度の接客をするような人間のいる店では、オイなんも食わんもんね。 その兄ちゃんにこっぴどく説教したあげく、厨房奥のマスターにも気の済むまで文句を言って、速攻店をでた。 鳥皮をたのんで何が悪い。 いいじゃないか鳥皮を食ったって。  だってオマエの店のメニューに鳥皮って書いてるんだよホラここに。 大体さ、おかしいと思ったんだよ鳥皮があるなんてさ。 なんか君んとこのメニューの中でもその鳥皮だけ浮いてたんだよね。 だから異様に目に付いて、注文しちゃったんだよねオイ。

もしかするとその兄ちゃんは割と年のいった新人で、まさか自分が働いているこの店に鳥皮があるなんてそんなハズはないだろうと考えたのかもしれん。 オレが働いているこの店に、焼き鳥屋でもないのに鳥皮なんてあるかよと、オイに言いたかったのかもしれん。 でもね、あるんですよ鳥皮が。 ホラここに書いてある。

というふんとにもう腹の立つ思いをしたあとの酒は、それはそれで美味いんだなまた。 やっぱりいつもの店に行くとするか。

2006/03/11

ゆ、指がーっ

最近オイのなかで非常にハマっている遊びが、ボンネット乗り。 そう、車から振り落とされるまいと、必死に車の天井にしがみついているというあの場面のボンネット版。

子供を車に乗せ、嫁に運転させる。 低スピードで若干。 そうして、オイがボンネットにしがみついて、うわーたすけてーとかビビると、子供ふたりに激ウケするとさね。 

そしたらもう、パパとしては、頻繁に徹底的にボンネット乗りをやってあげなくてはという使命感にかられるわけさね。 よろこんでもらいたか。  と、いうことで、少し疲れている日も、ちょっとそんな気分ではないときも、子供からリクエストがあるときも、ないときも、必死になってボンネット乗りをやるわけ。 そうこうしているうちに、こなれてくるわけ。

「おいヨメ、今日はいつもよりちょっとスピードだして。」とか頼んで、ハンドルもすこし強めにきってもらったりするとさ。 そしてオイは必死にしがみついているフリをする。 たまにマジで振り落とされそうになるときもあったりしたけど、大丈夫なわけ。 そして悲劇は起こったのです。

今日はいつもより少しボンネットに乗りたい日だった。 なので少しヨメをせかして、車に子供を乗り込ませ、ヨメが乗り込んだやいなや、すぐさまボンネットに飛び乗った。 ヨメが車のドアを閉めた。 そしてミシーッ。 

オイの左手の中指と薬指2本は、見事に車のドアと、ボディーの間に挟まれたのでした。 「ミシーッ」って、指が鳴ったよ実際。 それがもう痛いのなんの。 こんなに痛い思いをしたのは、盲腸ぶり。 歯医者ぶり。 もうね、挟まれた指2本を見ると、キレイにヘコんでいるわけよ。 痛みを通り越して、しびれているわけさよ。

絶対折れてる。 実はオイは骨の折れることを好んでやる割には、生まれてこのかた骨折をしたことはないわけで、でも、おそらく骨折とはこのような痛みや痺れがあるのだろうということを直感的に悟ったワケ。 だってヘコんでるし。

さあ、病院に行こうとヨメにせかされるも、コワい。 病院にいくのが。 病院に行くにはしばらく気持ちの整理が必要ということで、横になってじーっとしてた。 そして車のドアに指を挟まれたという大変ショッキングな事態に、改めて痛みがこみ上げてくるのと同時に、オイの息子、娘のあのひきかた。 「あーやっちゃったー。」みたいな白け具合。 子供らにとっては、非常にイタイ父親に成り下がったのでした。

イロイロ考えてもしょうがない。 とりあえず病院で骨つないでもらおう。 でも、少し指を動かしてみようかということで、指よ動けと脳から指令をだすと、動いた。 もっと曲げろ!と、指令をだすと、もっと曲がった。 実はオイの指、折れていなかったのです。 オイの骨、強。 これもひとえに日ごろの肉や魚たち、美味しく食べてる食材が、骨を強くしてくれたのでしょう。 感謝。

というどうでもよい話でした。 でもよかった。

2006/03/10 品々

素晴らしきベビーカー:エアバギー、ストッケ エクスプローリー

国産ヘナチョコベビーカーに是非見習ってほしいベビーカーを2つ。

まずはエアバギー3。 「バギー」ってところがなんかそそる。

実際タイヤ径もデカイし、悪路もなんのその、だと思う。 値段的にも今使っている弱々しいベビーカーと大差ない。 デザインにおいては天と地ほどの開きがある。 もっと早く知っておきたかった3輪ベビーカーである。

  

http://www.airbuggy.com

ストッケ エクスプローリー

そう、これがデザインの力というモノなんだよ。 わかる? と今使っているベビーカーに説教したい。

今使っているのは有名メーカーのモノなんだけど、これがまた人をナメているのかという使いップリの悪さ。 これちゃんと考えて設計したのでしょうか? とメーカーに聞いてみたいところなんだけどね。 ここのチャイルドシートも同様。

ま、そんな気の抜けたメーカーはさておき、エクスプローリーはスゴイ。 エアバギーとどちらを購入するのか非常に悩むところ。

http://www.stokke.com/


娘の食い方

娘1歳が断乳して、今度はオイたちとほぼ同じ食事をとるようになったとけどさ、その食い方がね、かまない。

ちなみに娘には立派な前歯が4本生えとると。 奥歯はまだ無いにしても、食べさせてあげるやいなやゴックンとごはんの塊を飲み込む 様は、まるでディープブルーで見たコククジラの捕食ば彷彿とさせるとさね。 でもオイちょっとそれが面白くて、わざと多めに多めにごはんを食べさせて観察していたら、ヨメに見つかって怒られたけんね。

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