【悲報】PIXUSのインク吸収体【小さくなる】

こないだ書いた通り、プリンタを買い替えてそのドライバのインストールにまさかの手間が必要となってしまったのであるが、もう一度言っておくが、とにかくキヤノンのプリンタは近年劣化が著しい。
プリンタを買い替えたのは、インク吸収体が満タンになってもはや印刷できなくなったからであり、吸収体については以前も書いた事があったが、
最近のモデルでは、やけに早く吸収体が一杯になってしまうような体感があった。
そこでその吸収体満了のものを分解してみたのがトップの写真である。
赤枠で囲ってある部分が吸収体である。 見ての通りインクで真っ黒になっているが、これを見て即「やっぱりな」という感想を得た。
間違いなく最近のモデルでは吸収体そのもののサイズが小さくなっているのである。
ご覧いただきたい。 上の写真が2019モデルのTS5330の吸収体で、下の写真が2017年に購入したiP2700もしくはMG5730の吸収体である。

一目瞭然、新しい方は古い方と比べて吸収体の大きさが半分程度になってしまっている。
これでは満タンになるのも早くなるワケだ、と大いに納得した。
様々な理由があるにしろ、ユーザー寄りではない製品設計をこの会社はやるようになって久しいと感じている。
インクカートリッジの持ちも悪くなったし、知人にここの社員がいるのだが「皆さんが公式のインクを使ってくれないと困るんです…」とボヤいてもいたが、
ユーザーに対してもちょっとは良い思いをさせてやらないと、客離れは一層速度を増し、そのうち海外メーカーに革新的にコスパが良く高機能なプリンタを売り出す所が現れて、アッという間にシェアが消失する、なんて事にもなるのではなかろうかと感じているのであるが。
そう、かつての国産メーカーがこぞって顧客の囲い込みに精を出しその結果スマホにとって代わられ市場がほぼ消滅したビデオカメラのように。