PIXUSのインク吸収体
買って二年目のPIXUS。 日々写真を思うままに印刷していたところ次のメッセージが
インク吸収体
インク吸収体が満タンに近づいています。 このまま印刷を続けるにはプリンタのOKボタンを押してください(意訳)。
はて。 そういえば前代でもこのようなメッセージを目にしたような気もするけど、このまま使えるならば使っちゃおう。
と、これまで通り印刷しまくっていた。 プリントの都度、同じ警告表示がされるので作業はその度中断する。 OKボタンを押さねば前に進まないのだから、ストレスのたまる事この上ない。
そして本日、ついに次の表示が。
インク吸収体が満タンになったので、サービスセンターに送って交換してください、ユーザー自身ではムリです(意訳)。
つまりこのまま使い続ける事は不可能というワケだ。 写真は半分だけ印刷されて、あとは白い紙のまま排出されてきた、ストレス。
PIXUS新機種へ移行
おそらく使えなくなる日も近いだろうと、前もって新たなプリンターを買っておいたのだから私はエラい(自画自賛)。
そそくさとプリンタの更新作業を勧め、いざドライバをインストールしようと付属のCDをPCに挿入したところ…重たい重たい動作が。
待ちに待たされ、余計なソフトをインストールしようとしてきているのが見えたのでそれを拒んだら「また最初からインストールしてください」とか言われてしまうし、
もうキヤノンの事が半ばキライになりかけていたところでようやく準備完了となった。 これ15年前の仕事の速さな。 CD使ってこんなにトロいんじゃウェブからインストールするのと大差ない、いやそうしたほうがまだ良い。
ネットワーク上のプリンタを探すのにこれほど時間かかるかね。
iPhoneなんて、プリンタのネットワーク設定さえしておけば勝手に探して印刷してくれるというのにPC用の時代錯誤がはなはだしい。 もしかすると神様が私に「ちょっと休みなさい」と言っているのだろうか。
吸収体を探せ
役目を終えたプリンターはもはやゴミに出すだけの存在なのだが、その吸収体ってのが非常に気になり分解してみることにした。 そしたら問題のパーツはプリントヘッドが横滑りするレールの下に潜んでいた。
写真の煮すぎたコンニャクのようになっている部分だ。 持ち上げても滴りはしないものの、たしかにインクをたっぷり吸っている。
となりにはおそらく同じ材質の、吸収体とウリふたつな物体がまっさらなまま埋め込んであったが、これはスペアなのだろうか? 仮に修理をメーカーに頼んだら、きれいなほうをコンニャク側にはめ込まれる手当てがされるのだろうか? しかしこんな薄っぺらい吸収体なんで、3倍にする事すら容易であろう。 そもそもユーザーもできるでしょこんなシートを交換するくらい。
そのうちサードパーティー製の、インク吸収体交換キットがアマゾンで売られたりして(最近では吸収体が小型化していっている)。