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2021/04/28 品々

神戸シャツのレビュー

神戸シャツ

神戸シャツの本社はその名の通り、神戸である。

私がこの会社と出会ったのは、神戸ではなく広島だった。 広島一の百貨店福屋で買い物をしている最中偶然その支店の前を通りがかったのだ。

試しに覗いてみると、無数の生地が並べられている。 初老で品の良い女性店員は分厚いファイルを熱心に見入っていたが、私に気づいて立ち上がりにこやかに出迎えてくれた。

「せっかくなので一枚作ってみたいのですが」

といえば、喜んでとばかりに隅にいた男性店員が近寄ってきて事細やかに説明してくれた。

神戸シャツでのオーダー方法

まず採寸。 腕の長さから肩幅、着丈。 シャツ作りに必要なあらゆる場所のサイズを計測する。

そして生地の選択。 それぞれ値札がついており、その価格以外は一切必要なくシャツは約ひと月で完成する。

襟の形、ボタンの位置や材質、袖口の形状等選ぶのは思った以上に楽しい。 そしてこうした客の注文を、カルテにひとつずつ記入しては、それをこの会社は「紙のデータ」として、永久保存するのだった。

「電子データでない所がまた趣がありますね」といえば、クローゼットを開いて無数の分厚いファイルが並んでいる所を見せてくれた。

完成したシャツに袖を通した時、フィット感の良さにこれほどかと驚いた。 私は手が長く、市販のシャツを着た場合身幅が泳ぐ程余ってしまうのだがもちろんこのシャツはピタリと体に吸い付いている。

もはや吊るしのシャツへは戻れない。

それからというもの、広島に行く度立ち寄っては、シャツを作る事を楽しみとしている。

そしてその都度、各サイズの微調整を行い、究極に自分の体とフィットしたシャツを目指している真っ最中なのである。

つまり作る度に袖を1センチ短くしたり、襟の形状を変えてみたり、シャツの丈を調整しているのだ。

他にもシャツをオーダーできる店は沢山あるが、神戸シャツに綴られた私のシャツヒストリーはすでに精度が研ぎ澄まされており、仮に他のメーカーでまた同じ事を繰り返す時間が保てるかといえば、もはやそんな暇など無いのであった。

神戸シャツ

1951年の創業以来オーダーシャツ専門として他のアイテムを一切取り扱わず今日に至る。

初回の客から型紙を作り永久保管。 自社工場では型紙を手包丁で裁断、縫製、釦付、検品、仕上げを行っている。 ミシン縫製以外は殆ど手作り。

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