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2018/09/03 雑記

プロジェクトQ:最後のこどもたち

ついにこの日が来てしまった。

夏休みの最終日である。 余裕をカマしていた息子の顔は今粘土みたいに青い。 一応彼の名誉の為に記しておくが、何も宿題を放っぽりだして日がな遊びほうけていたワケではない。

ほとんどの課題が終わっている息子に待ち構えているのは毎年恒例の、自由研究だった。

低学年の頃はかなり手を貸してはいたものの、それだと本人の為にはならぬからと、おととしからは「親ノータッチ制」をとらせてもらっているのだ。

夏休みに入ったばかりの頃父は言ったハズだ「自由研究を早めに済ませたほうが良いのでは?」と。

スイカにかじりつきながら眉間に深く谷をこしらえ研究テーマを模索する息子。 いくら考えても何も妙案が浮かばないと半分サジを投げている気配を醸している。

持つべきものは「きょうだい」だ。

見かねた兄から思わぬ助け舟が来た。 「俺が昔やった研究のさ、ビーチコーミングあったけどさ、これリネームして使えば?」

はじめは意味が飲みこめなかった彼は、兄の前に正座して詳しく話を聞いた後、目を満月のように輝かせた。

もの置きから引っ張り出してきた作品はほこりまみれである。 それでも丁寧に海辺で拾ったものを整理してラベリングしてありなかなか見ごたえのある力作であった名残は持つ。

まず彼は、それが何であるかを理解する事が必要だった。 だから兄の前に持ってゆき、これは何で、どうしてこれをコレクションしようと思ったのかを聞きながら、メモをとる必要があった。

そのやりとりを傍観している父。

石の種類だけでも膨大である。 その名をどうやって調べたのかを調査していたところ、石ころ図鑑が家にある事を突き止めた息子は、今度は本棚の捜索をはじめた。

ここまで書いて、もうお気づきの方もいるかもしれない。

彼は今、立派に、自由に、研究をしているのだ。 まだ本人は気づいていないが、兄が小学生の頃生んだ作品を自分の自由研究として提出するというズルい道に落ちかけているように見えるが、

それだと突っ込まれた時マズいから、自分が受け継いだモノが何であるかを必死に調査しているのである。

言おうか言うまいか悩んだがもう時間がないのでその趣旨を伝えたら、本人はあまり意味を飲みこめずにハトみたいにキョロついた。

その後度々質問される兄長男は面倒くさがるかと思いきや懐かしさでいっぱいになり研究をサポートするという神展開に。

結果、収集こそ自分では行っていないものの、わりかし立派な研究結果が生み出せてしまい本人が一番驚いているのであった。

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