雲
夕方、干していた梅干を取りこもうと子供たちと一緒にベランダへ出たところ、雲がそそり立っていた。 なかなか珍しい形に一同手を止め雲を見上げた。
- 長男「なんか、恐竜に見えてきた」
- 長女「なんか、とうもろこしみたい」
- 次男「マリオみたい」
- 長男長女「マリオ? どこが?」
- 次男「マリオみたい!!」
- 長男長女「どのへんが?」
- オイ「あっ、たしかにマリオみたいに見える・・・」
- 長男長女次男「どのへんがー?」
口で説明しようとしても難しかったので写真におさめ、イラストレーターで上から雲をなぞりながら説明した。
「右を向いたマリオなわけよ。 んで、帽子が飛んでいってしまってアッ!ってなったマリオなの。 ほらここが鼻でヒゲ、口をアングリ開いて目はまんまるに見開いて・・・髪がこうで、さっきまで帽子をかぶっていたからこのへん型がついてんの」
長男長女次男「ほんとだー!」
一件落着。 さてのこりの梅を全部しまおうか。 と、中断していた作業を再開するつもりだったのだが皆雲に夢中で、別の雲を見つけては「あれはワシに似ている」だの「カナヅチ!」とか「ラクゴカ!」なんて微妙な意見も飛び出すような「雲見立大会」に発展してしまったのだった。
しかたがないので大会に参加しつつ、ひとりで梅を全部収めた・・・。 これにて今年の梅干作りはおしまい。 さっそく新物をおすそ分けしよう。
夏の雲 積乱雲 ええもんですねえ、僕はあの 入道雲を
見つけると 夏休みの終わりの知らせと 感じてました。
読書感想文 一日一枚の漢字の書き取り 工作 等々
懐かしくも ちょっとにがい 綿菓子の入道雲かな?