Logicool マーブルマウス ST-45UPi
形が面白かったから。
ただこれだけの理由で使い始めたロジクールのマーブルマウス ST-45UPiはこれで3代目になる。 いずれも寿命でクリックできなくなったことで買い換えた。
別のマウスも使ってみようと電気屋であれこれ手に取るも、どうもしっくりこなかったのだ。
どこがいいのかというとその大きさ。 手のデカいオイにはまさにジャストサイズ。 赤い目玉をグリグリ回してポインタを右往左往させることその快適さ。 もはや本体移動型マウスには戻ることができない。
たまに赤目の動きがわるくなるが、これは目玉を支持する3つの支点にゴミがたまっているため。 赤目をスポッと取り外し、綿棒などで掃除してやるともうクルックル回るようになる。
先日その掃除風景を次男に見られた。 「え、その赤いめん玉とれるんだー!」という表情をしていた。 予想通り、誰もいないスキに赤目を取り外してポケットに入れていた。
マーブルマウスも赤目がなければ役立たず。 アタフタと赤目を探し回っていたら、次男がポケットから「はいこれ」と差し出してくれた。 ホッ。
たぶん、これからも度々赤目は引っこ抜かれることになると思う。
すばらしいマウス。
起きてすぐ忍者
普段寝起きがあまりよろしくない娘、今日は違った。
勢いよく寝室のドアが開き、ナナメに小走りで娘は現れた。 せわしく周囲を見回し、手裏剣をかまえて投げるフリをした。
「おまえは誰だ!」と尋ねると「忍者!ニンニン!」と答えた。 どうして今日に限り忍者だったのかは誰もしらないし、これ以降、起きてすぐ忍者になることはなかった。
起きてすぐにあれほどのテンションで活動できる娘はすごいと思った。 グズグズよりもマシだから、日頃から寝起きは忍者でお願いします。
液ダレしない醤油さし
醤油屋さんにもらった醤油さしは昔ながらのデザインで、液ダレをまったくおこさない。 流れ出る醤油の分量もちょうどよい。 すこぶる使える醤油さしである。
赤いさし口をはずして眺めてみるが、一体どこに液ダレしない工夫がなされているのかわからなかった。 たぶんこの醤油さしの形状は特許がとられていて、発明した人は何十年にわたり特許料(でいいのか)をもらい続けてウハウハで・・・とか想像してしまう。
これ以前に使っていた醤油さしは〇山陶器のもので、たまたま居酒屋でみかけたその美しい姿に惚れて購入したものだった。
しかし、液ダレが激しく、一度に出る醤油の量が多すぎるために、上手く使えなかったのだ。 その白い肌は何日か使うと醤油の黒いしみで汚れ、見るに耐えない姿になってしまう・・・。
かなり有名な醤油さしで、長らく使い続けられているものなので、もしかするとオイ家の使い方が悪かったのかもしれないが、事実なのである。
上蓋の穴に指をあてがうことで醤油の出る分量を調節できるようにもなっていたが、とにかく液だれがひどかった。 子供たちも使っていたからなのかも知れないが。
とにかく醤油屋さんの醤油さしは最高だという結論。
手回し式鉛筆削り
ランドセルも買った、机も買った、あとは文房具を買い揃えるだけだ。
鉛筆、消しゴムその他もろもろを買いに出かけた。
文房具店では春の新入学フェアをやっていて、必要であろう品々が所狭しと並べられている。 想像していた通りだが、息子が近寄っていくのはキャラクター物の文具ばかりである。
そもそもその新入学フェアの大半を占めているのはキャラモノである。 これも思ったとおりだ。 だからあれほどアマゾンで全部買ってしまおうとオイは言ったのに、カミさんが息子をつれて文具を買いに行けというものだから・・・。
文具にしろ何にしろ、子供がキャラモノに近寄るのは当然である。 先日もニューバランスの576を買ってあげたらナントカというキャラクターの靴がよかったとかダダをこねたばかりだ。
さて。 一通り買い物を済ませ、あとは鉛筆削りを探すだけだ。 「鉛筆削りってオマエ、男ならだまって小刀だろうが」という意見はすんなりと却下された。
どうせ鉛筆けずりを買うのならば、電動のものが便利だろうと思うのだが、どうしても手動がいいと言ったのは息子ではなくカミさんである。 その理由はまったくわからない。
鉛筆削りもやはりデカデカとキャラがプリントされたものばかりだ。 ここだけはオイの意思を貫き通すことにする。 キャラモノは買わん。
キャラモノでない鉛筆けずりはほとんどなかった。 たぶん無印にあるのではないかと考えたところ、やはりあった。 無印らしい手回し式鉛筆削りだ。
帰宅し、やけに懐かしい姿をした鉛筆削りでひとつ鉛筆を研いでみようかと思い立つ。 鉛筆を差込み、ハンドルをグルグル回すが一向に削れたという手ごたえがない。 もしや、不良品なのでは? と思いつつもしばらくグルグルやってみるがやはり削ることができなかった。
しばらくして気付いた。 手回し式の鉛筆削りって、ココをこうやってグイッと引っ張り出しておいて、それから鉛筆を差し込むんだった! あーたしかにそうだった。
3本立て続けに鉛筆を削った所でようやく気が済んだ。