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2009/04/02 品々

手回し式鉛筆削り

手回し式鉛筆削り

ランドセルも買った、も買った、あとは文房具を買い揃えるだけだ。

鉛筆、消しゴムその他もろもろを買いに出かけた。

文房具店では春の新入学フェアをやっていて、必要であろう品々が所狭しと並べられている。 想像していた通りだが、息子が近寄っていくのはキャラクター物の文具ばかりである。

そもそもその新入学フェアの大半を占めているのはキャラモノである。 これも思ったとおりだ。 だからあれほどアマゾンで全部買ってしまおうとオイは言ったのに、カミさんが息子をつれて文具を買いに行けというものだから・・・。

文具にしろ何にしろ、子供がキャラモノに近寄るのは当然である。 先日もニューバランスの576を買ってあげたらナントカというキャラクターの靴がよかったとかダダをこねたばかりだ。

さて。 一通り買い物を済ませ、あとは鉛筆削りを探すだけだ。 「鉛筆削りってオマエ、男ならだまって小刀だろうが」という意見はすんなりと却下された。

どうせ鉛筆けずりを買うのならば、電動のものが便利だろうと思うのだが、どうしても手動がいいと言ったのは息子ではなくカミさんである。 その理由はまったくわからない。

鉛筆削りもやはりデカデカとキャラがプリントされたものばかりだ。 ここだけはオイの意思を貫き通すことにする。 キャラモノは買わん。

キャラモノでない鉛筆けずりはほとんどなかった。 たぶん無印にあるのではないかと考えたところ、やはりあった。 無印らしい手回し式鉛筆削りだ。

帰宅し、やけに懐かしい姿をした鉛筆削りでひとつ鉛筆を研いでみようかと思い立つ。 鉛筆を差込み、ハンドルをグルグル回すが一向に削れたという手ごたえがない。 もしや、不良品なのでは? と思いつつもしばらくグルグルやってみるがやはり削ることができなかった。

しばらくして気付いた。 手回し式の鉛筆削りって、ココをこうやってグイッと引っ張り出しておいて、それから鉛筆を差し込むんだった! あーたしかにそうだった。

3本立て続けに鉛筆を削った所でようやく気が済んだ。

 

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