黄色石

次男が両手を広げて「タイムセールタイムセール!」といいながら半ニヤケで近寄ってくる。 スーパーで覚えた技なのだろうが、君は一体何をセールしているんだ?

数日が過ぎ、次男がタイムセール宣言をするときはヒマな時だということがわかった。 天気がいいので海辺に連れて行く。

たまたま干潮時だったので、潮溜まりがいくつかできていて次男が遊ぶには最適だ。 小魚を追いかけたりして遊ぶ。 がしかし、オイにとってはひざ下の水深でも、次男にとっては腰までつかるほどの深さ。 ぽかぽか陽気とはいえ、寒くなってきた様子だし、陸に上がる。

次は何をして遊ぼうか。 やっぱりここは、石コレクションか。 ルールを説明し、いちばんステキな石を見つけた人はうれしいごほうびがもらえることに決めた。

次男が手当たり次第に石を持ってくるものだから、用意しておいた入れ物がすぐ満杯になってしまう。 「だからステキな石のみを集めるんだって」と伝えてみても、どれもこれも次男にとってはステキな石になるらしい。

今回におけるオイのテーマ「黄色い石」をいくつか見せてやると、自分もそれを見つけると言い出して、即「見っけた!」と持ってくるが、どうみても黄色でない石だったりする・・・しかもやけに巨大だったりする。 年齢的なものというか、性格的にあまり石コレクションには向いていない人なのかもしれない。

日に焼けて、少しほっぺがポッとしてきたところで家に帰り、シャワーを浴び、寝転んでパッセンジャーズを見ていたら二人とも寝てしまっていた。

面白い映画だから録画しておいたハズなのに、起きてみると録画されていない。 たぶん次男が寝ながらリモコンをいじくったせいだろう。

録画しておいた映画のラスト15分だけ違うのが撮れていた、なんてことも次男と一緒ならばよくある話だ。

黄色い石

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