芋煮の製法を教わった夜

「今の時期、寝る前に IQOS を放置しておいたら、朝起きた時に寒さで IQOS が起動しなくなってしまうのでこうやって、お腹に抱いて寝るんです」
山形県の方と一緒に飲んだ時の話である。 寒さにめっぽう弱くなってしまった今、私は山形に住む事を断念せざるを得ない。
え、どうして山形に住みたかったのかって?
リアルな芋煮を食べてみたいのだ。
その山形の彼が普段カジュアルに食べている芋煮の作り方を教わった。
まずハズせない食材が4つある。 里芋、コンニャク、牛肉、ネギである。 この4つにあとは家々でゴボウを入れてみたりするらしい。
それらの食材をサラダ油で炒めて砂糖と醤油で甘辛く煮ると芋煮の完成となる。 ネギは最後に乗せるそうで、次の日に残ればカレー粉を加えて芋煮カレーにして食べたりするそうな。
美味しくないワケがない製法である。 Googleで画像検索してみると、まさにイメージ通りの姿を見る事ができたが、いかんせん、本場の味を未体験だから、再現するワケにはいかずヤキモキしている所。
そういえば里芋は「あくどいも」というのが良いとも話していたか。
山形の方、どなたか芋煮を送ってください。
山形あるある
カルチャーショックを受けた話が、まず玄関が二重になっているそうで。 雪が降れば一枚玄関だと戸が開かないからそうなっているらしい。 これはコンビニの自動ドアもその仕様となっているとか。
山形の人は電話に出る際「でした」と言う。 電話がかかると一般的には「はい、山田です」という風に応答すると思うが、山形では「はい、山田でした」と言うのが普通らしい。