コンニャクとラーメンの報道ば見て
最近見たニュースで衝撃的やったとがこれ。
消費低迷するこんにゃく
製造業者の団体がアンケート調査ばしたところ、多くの消費者の「コンニャク独特のにおい」に抵抗ば感じとるらしい(調査総人数不明:2019年2月10日 4時46分付NHK NEWS WEB)。
あん匂いの嫌かねえ…その匂いのなからんとコンニャクじゃなかて思うとばってん売れんばしょうがなかもんね。
こん30年でコンニャクの販売額は4割以上減少しとるとか。
匂いの基は、コンニャクば固めるとに使う消石灰げな。 こん量ば減らせば賞味期限の短うなるていう問題のあるらしか。
今の時代はカンタンに解決できる問題じゃなかろうかねこれ。 賞味期限の短かかったっちゃ、売り方はいくらでもあろうもん。
こんジレンマに団体のヤキモキしとるなら、いっそ消石灰ばガッツリ減らしたコンニャクば作ってみたらよかとにさ。 「刺身こんにゃく」てして売り出したら良かて思うとばってんね。
一方で時代で嗜好は変化するけど、昔ながらの味の好きな人も必ずおるけんね、そっちも大事にせにゃならんとが商売の難かしかところやね。
もういっちょはこれ。
若者の袋麺離れ
「またこん言い回しばい」てナナメ読みしよったら、日本の即席麺市場てしては拡大ば続けとって販売額は1200億弱ある巨大市場らしか(2月10日(日)7時0分 NEWSポストセブン)。
で、袋入麺はカップ麺の半分以下の販売量に落ち込んどるとかで。
カップ麺はお湯ば入れるだけですぐ食わるっけど、袋は鍋やら器の要るけんね、そいで調理に時間と手間のかかるけん若者のメンドくさがってカップに向かうていう結論やった。
「ならなんも喰うな!」
ておいちゃんは叫びとうなってくるとさねこがん話ば聞けば。 インスタント麺ば作るとすらメンドかて思うならガムでも噛んでうっちょけ!て言いとうなるとさね。
5食1パックで売れば「同じ味ばかり」て言うし、バラで売れば「割高になるけんカップにする」とか言うしでもう、何ちゅうたっちゃアキルルね。
こがん人らは自炊とかいっちょんせんとやろうなて思うとと同時に、若っかウチは即席ばっかい喰ってもよかばってん、年取った時にそんツケは必ず自分に跳ね返ってくるけんね、ていう事も付け加えておきたか。
人間の体は人工物じゃなかとよ。 食べたモンば材料にして、あんたたちの体は作られとるとぞ。