レトルトな時代
今朝NHKを見ていたら、平成最後の師走にあたり、この30年を振り返るという特集をやっていた。
平成初頭と今では、家族構成にどのような変化があったのか等。 当時のきょうの料理では、料理の材料を4人分目安で紹介していたのだが今では1人分で案内するようになっているらしい。
レシピサイト運営者として無視できない話である。
さらに国民食カレーにおいては、レトルトパックとルーの売り上げが逆転したそうだ。 だんだんルーの売り上げが減り、レトルトは増加したというグラフ。 これぞ一人暮らしが増加した事が背景にあるという。
カレーを一人分作らないものな…どこか寂しい話。
ウチは6人家族なので、何を作るにも大鍋でどん、というやり方をしているし、レシピの分量もそれを基点としている。 そろそろせめて、2人分程度の量で記載してゆくべきだなと、朝からかなり勉強になった。
味噌汁も一人分は作らないし、そもそも出汁なんて一人分引くなんてことはバカらしいし、いっぺんに三日分作ったのを小出しに食べていくという手法がとられる時代なのかもしれない。
あ、だから作り置きレシピが一時期話題になっていたのかなるほど。
子供達が旅立ち、妻との二人暮らしに戻った時、私は何を料理しているのだろうか。