あっぷる収録記:その11
必要最小限な構成で酢豚!
今回はヌタ・スブタをご紹介させていただいた。
ヌタは本式に作るのではなくピーナツペーストを用いた豚肉とよく合うものをこしらえ、あえる前の豚唐揚げは、ウイスキーを隠し味に用いてパンチを出した。
盛り合わせにワカメと白髪ねぎを用い、食べる際は三位一体として召し上がっていただくよう提案。
リハーサルでは豚の衣を調合したところ、何やら思っていたよりもかなりサラサラしており「分量表記間違えたかな?」と不安になりもしたがやはり私は正しかった、天ぷら的軽めな衣だったのだ。
あっぷるさんも新年度ということでキッチンレイアウトに若干の変化もあったが特に問題はなかった。
毎回、料理の下に敷くマットを選ぶのにやや手間取る。 どうしても明るいビタミン色を使ってしまうのはテレビ映えを考慮してなのだが、もっとシックなものを使ってみるのもひとつのテではなかろうか、とマットを現在物色中。
4月は出演がなかったのでやや久々感があったものの、いざ本番が始まると「まあ何とかイケるでしょう」という微妙な腹の据え方を体得したような昨今。 目下課題はどこを見て話したらよいのか今だに正解が不明な事だ。