カスピ海ヨーグルト
朝食時、子供たちにヨーグルトを食べさせるようになり数年になる。 旬の果物の上にヨーグルトと、ハチミツをたらす。
気分によりヨーグルトとハチミツの種類を替えるのが作り手としての楽しみであり、何か珍しいヨーグルトはないものかとデパートをうろついていて見つけたのが、手作りカスピ海ヨーグルトのセット。
粉末の種菌と容器がセットになっているもので、あとは牛乳さえ用意すれば、自作できるようになっている。
煮沸消毒した容器に種菌と牛乳を入れ、スプーンでよくかき混ぜる。 あとはフタをして、固まるまで室温で発酵させるだけ。 季節により違いがあるが、およそ12~72時間もすれば固まる。 その後は冷蔵庫にて保管する。
面白いのは、完成したヨーグルトから、次のヨーグルトを作ることができる事。 ヨーグルトをすくいとって別の容器に入れ、そこへ牛乳を注いて同じように発酵させるだけ。 牛乳とヨーグルトの割合は10:1程度。 粉末から作るよりも早く固まり、1週間程度で食べきればよい。
いずれも重要なのは、使用する器具をよく消毒しておくこと。
ずいぶん前に流行した記憶があるが、その時はなぜか気が向かなかったんだよなあ、ウチから旅立ったヨーグルトが、周辺でじりじり増殖中の今日この頃。
