祝、卒園
長女は先日保育園の卒業式を済ませた。 そして今日が最後の登園になる。 四月からは小学生。
長女は生まれた瞬間からハナをたれていた。 「この子ハナたらしてる」とノンキに笑っていたが、2、3日後に緊急入院することになる。
スヤスヤ寝ている娘の呼吸音がなんか変だったので、病院に連れて行ってみると「左の肺があまり機能していない」という驚愕の発言を受けた。 先生に理由を尋ねたら、気道が狭くなっているからだという。 娘は体内にいるときからカゼを引いていて、それが原因によるもの、という説明をされたように記憶している。
即入院となり、生まれたての小さな体は保育器に入れられ、人工呼吸器をつけることになってしまった。 生まれたばかりなので薬も使えず、ただただ、呼吸が安定するのを待った。 家内も一緒に病院に泊まり、家にはオイと長男二人。 時折血中酸素濃度の数値を示すメールが家内から送られてくる。
「なんで生まれたばかりなのにこんなきつい目に・・・・・・」とかなり落ち込んでしまったが、4、5日もすると娘は回復し、退院することができた。 この時の嬉しさといったらもうない。
笑った、寝返った、這った、立った、歩いた、話したとすくすく成長し、いつの間にやらもう小学生だ。 時の速さに驚かざるをえない。 登校は長男がついているから安心だ。 極めて心強いボディーガード。 問題は、次男、次女の保育園チームである。
三歳の次男は名前を「呂布」に改名してもよいぐらいの暴れん坊。 一歳半の次女は自我の成長が著しく、次男とソリが合わない。 二人でいると、最初は軽妙なボケツッコミのおりなす気のきいた漫才ようであるが、次第に険悪なムードになりついには・・・。
不安だ。 それぞれの成長を期待する。
次男、次女が生まれた時の事は、このブログに記しているが(次女:あれ? スッポン! 次男:う、生まれた)、長男、長女のものはない。 それはまだ、ブログをはじめていなかったからであり、今思えばもっと早くから書いていればよかったと後悔している。
さて。 娘は保育園から持ち帰ってきた色んな道具を見せてくれる。 5センチ四方の雑巾の山は一体何に使うのか? 答えは、絵を描く時である。 筆を拭くわけです。
頼んでもいないのに長女は実際に使うところを見せてあげると言いだして、晩酌中の食卓の上にスケッチブックを広げ、絵の具の入ったパレットを取り出し、得意の風景画を描き始めた。 真っ青な空、さんさんと照る笑顔の太陽。 飛び交うカモメにミツバチ、蝶、サンタクロース。 サンタクロースは決して一人ではない。
遠くに浮かぶ、まるで絵に描いたような(絵だ)こんもりとした形の島には、パイナッップルとバナナの木が三本ずつ立っている。 大きな船の前をイルカが飛びはね、これは誰だろうか、人がふたり楽しそうにサーフィンをしている。
海底を蟹の親子が歩いており、クラゲとタコが悠々と泳ぐ。 真っ青に煌く魚群に隠れるように、遠慮がちに泳いでいるのはもしかしてイカか。
とても素敵な、これまで娘が学んできたことの集大成だと言ってよい絵だ。 ところで娘、その四角い雑巾、いつ使うの?
園から娘が自分で作ったパンを持ち帰ってきた。 ちゃんと家族の人数分あった。 ひとつずつ配られて、いざかじりついたところでオイの持つパンは本来長男が持つべきものだったということが判明。 ひと悶着ありそうな気配・・・。
はじめまして。勝手にtwitterフォローさせてもらってる者です。
いつもおいしそうなおつまみにじゅるーってしてます(笑)
長女さん、卒園おめでとうございます。
生れてからそんなに大変なことがあったんですね。
元気に育って本当によかったです。
しかもお子さん4人とはすばらしい。
うちの子は明日から2歳児クラスとまだまだですが、oiさんのところみたいに楽しそうな家族を築きたいなと思います。
2歳児クラスはかわいいですよね、ずっと眺めていたい感じです。 進級おめでとうございます。
ばななんさんのツイッターアカウントは「ばななん」さん何でしょうか? 是非つぶやきを見てみたいです。
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あぁ、digibanaさんですね、よく存じ上げております。 これからも楽しみにしております。