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2006/10/27 酒肴

野桜本店:激辛口わさび漬

nozakura

「こだわりの焼酎を出す」という近頃ホントによく聞くたぐいのお店で飲んでいたときのこと。

「マスター、なんかもう一品つまみがホシイんスけど。」と、お願いしてみると、「板ワサ」をだしてくれた。 板わさとは、板かまぼこに、ワサビと醤油を添えたものである。

そのかまぼこ自体はホントにフツーの周りがピンク色をしたどこにでもある姿味だったわけで。 なんちゅうかもっとなんかこう、別の酒肴を出して欲しかったな、なんて考えながら板わさを2、3つまみながら焼酎を飲む。 と、ある瞬間、すごいことに気が付いた。 脇役であるはずのワサビが、ウマイのである。

ためしにワサビだけをつまんでちょっとナメてみると、ミントのような爽快な香りとともに、甘味があって、そのあと辛いけど、その辛さがヤな辛さじゃないというか、とにかくウマイわけだ。 それに気付いてからは、カマボコはほっといて、ワサビをつまみながら焼酎をグイグイ飲んだわけである。

「マスター、このワサビ美味しいですね。 なんでこんなに美味しいの? おかわりちょうだいよ。」と、ワサビのみを注文して、飲みまくった。 その山葵について、詳しく聞いてみると、なんでもとあるJAから取り寄せているらしくて、赤ワサビという種類なのだという。 普通一般的に売られている本わさびは、青ワサビなのだとか。 赤ワサビは青ワサビと比べても、別段美味しいのだとか。

どーりで。 結局この夜で、赤ワサビおよそ2本分ぐらいは食ったと思う。 そしてこの後ワサビに対する興奮が冷めず、毎日毎日、まーいにち(オイの子風)ワサビを食いたいと考えながら、オイは生きてきたわけである。 そして、ネットで見つけたのだワサビ屋さんを。

ワサビの本場、静岡にある野桜本店さんは、創業安政5年だという老舗のワサビやさん。 ここの、激辛口わさび漬という商品を買ってみたわけだ。 ワサビ漬けっつーと、よくお土産やさんで見かけたりもするが、安いので買いもする。 そしてあんまり美味しくなくて、8割がた残して冷蔵庫の奥に押しやられたのが半年ぶりにハッケンされて、その変わり果てた姿に愕然とするという程度(どんな程度か)の食い物だと思っていたところ、ここのはウマカッタ。 カラカッタ。

裏っかわを見てみると、原材料名が書いてあった。【わさび、酒かす、食塩、砂糖、からし粉】 ほう優秀ですね。 大体このような食品には、「青色6号」とかナントカいう、おそらく食べ物ではない妙な物質が見栄えを良くする為だけに、入れられたりされているのに、そんなものが入っていない。 高感度アップ。

小さいサイズを買ったもんで、一晩でなくなっちゃった。

野桜本店:激辛口わさび漬
http://www.nozakura.com/shop/shop/mode_goods/cate_1/no_60

“野桜本店:激辛口わさび漬” への1件のコメント

  1. キョウエ より:

    ぷちぐる、の方はずっと拝見しておりました・・が、ブログもなさっていたとは!
    ブギゾウさん(笑)のところから飛んできてびっくりしました。
    壇流クッキングが好きなのです。そして、オイさんの料理が好きなのです。早速ブックマークしました。
    楽しみです。

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