サランラップという名前の由来:ちなみにクレラップは呉化学工業製ね

日頃世話になっとるクレラップばってん、オイはコイの扱いはモノゴコロついた頃から苦手かとさ。 「なんでクレラップば使うとか?」 たまたま家にあるからさ、ぐらいしか特に理由は思いつかんよね。
ラップっていえばクレラップとサランラップが二大巨頭よね。 この社名の由来のなかなか面白うしてね。 以下読んでみんね。
サランラップの名前の由来
クレラップは呉科学工業の製品さ。 「呉 → クレ」わかりやすかね。 一方サランラップはというと、旭化成さんの製品さ。
その昔、戦時中に弾薬の濡れんごと包装する為に作られたとが今のラップの原型やったとさ。 今のモノより分厚かったそうばい。 けっこう良か商売のできよったとばってん、終戦したらたちまち需要の無くなってしもうてね。
旭化成には2人の工場長のおったとばってん、どがんかしてラップば売っていこうて、あれこれ悩む日々の続いたとバイ。 「たまには息抜きも必要さ!」ということでね、工場長たちは2家族合同でピクニックに出かける事にしたとさね。
楽しか時間ば過ごしてやがて、ランチの時間になったっさ。
片方の工場長の嫁さんが、バスケットからサラダば取り出したとけどね、そんサラダば包んどるモンが自社のラップやったとさ。 たまたま工場長が家に持ち帰とったラップに、奥さんが目をつけたというワケさ。
「こればい!」
って工場長はひらめいてさ、食品ば包みやすかごと改良して発売したらね、爆発的にヒットして今に至るというワケさ。
ほー。
「で、何でサランラップって名前?」 それはね、2人の工場長の奥さんの名前が、それぞれサラとアンやったとさ。 それにちなんで、サランラップになったとさ。
それはそうて、ウチのラップばってん、いつものごと器ば包もうて「ビー、パチン」ってしようてしてもナカナカ切れんでビローンって伸びるとさね。 さらに器に密着せんけん包もうにも包めんで。
「なんやゴルァ!」って結局アルミホイルで包んでね、憎ったらしか箱ば見たら「クリアラップ」って書いてあるとさ。
微妙に「クレラップ」じゃなかったとね、類似品やったワケさ。 そーやろ。 包めん原因はオイが手際の悪かったけんじゃなかったとよ。 ヨメに聞いたら、スーパーで100円やったけん買うたとけど、使えんけんポイて放置しとった、ということやったとさ。
そいにしてもまったくラップとしての機能ばもっとらんラップにどがん存在理由のあるとか、作ったメーカーば小一時間問いただしてみたかとばい。
こいじゃ「あんたにイライラば大特価100円で販売中! さらにおまけでラップも付けとくけん」
みたいなもんよね。