【盲腸】娘・虫垂炎となる【手術】
お盆のあたま、フと娘の部屋を覗くと、彼女はうつぶせにうずくまり、うんうん唸っていた。
元々そう胃腸が丈夫な性質でなく、またいつもの感じなのかと思えば、今度は本格的に具合が良くなさそうである…。
家内が病院へ連れてゆくと…なんと盲腸だった。
それを聞いた私は「やっぱりそうきたか…」とつい口に出てしまった。
何を隠そう、私も虫垂炎経験者なのである。
そして私の父、姉もそれであるからして、やっぱり昔から疑念を抱いていた通り、この病気というか症例は遺伝するのかもしれん、と個人的には考えているが、医学的な根拠はないそうである。
CTを撮ってみたところ、そうキツい盲腸ではないが、もしかすると結構キテる盲腸かもしれないらしく(どっちだ)、
結局手術して内部を診てみない事には分からないのであるが、たぶん大したことのない盲腸であるからして…。
という医者の話であり、どちらでも良いから本人苦しんでいるのだし、さっさと何かしらの手を打てい、という事で手術室へ。 と簡単に書いたが前日から絶賛絶食中である、無論本人にその欲が現状皆無なのであるが。
私の盲腸の手術跡はデカい。 理由は昭和時代の処置だったから、ではなく盲腸をガマンしすぎて破裂して、腹膜炎を起こしていたからだ。 思い返すと、少年時代から医者嫌いだった(あと一時間病院へ行くのが遅かったら今私は存在していなかったらしい)。
一方娘の手術は内視鏡で行うらしく、手術跡も全く目立たなくなるそうで…そりゃよかった。
全身麻酔の後おそらく二時間程で手術を終え、結局盲腸は大した事のない範囲であったらしく、術後数日で退院してきた。
2024年のお盆をまるきり病院で寂しく過ごす結果となった娘であるが、案外そう退屈ではなかった模様である。
好物のイクラをプレゼントした。
大したことなくて良かったです