JR車内アナウンス事変
頻度でいえば、二年に一度くらいだろうか。
長崎駅から電車に乗ると、たまにおかしなアナウンスに出くわす事がある。
本日は、JR九州のご利用誠にありがとうございます。
この電車の指定席は1号車~3号車で云々
というアレだ。
私の言うおかしい、とはどういうものかというと、上記の文面の通りにアナウンスはされているものの、声がとても小さくそして、プルプル震えながら聞こえてくるのだ。
最初自分の耳がおかしくなったのかと思った。
文字に起こすとするならこうだ。
……ほぉんじずぅぐわぁぁ…ズジェイぁ゛あ゛~るぅぐぎぃうぅぅじゅぅぅお゛…
といった具合汗。
つまり小刻みに震える声で濁点混じりに聞こえてくるのだ。
おそらくスピーカーの故障だろう。
長年そう思っていたのだが、先日衝撃的事実を知る事になった。
あのプルプルした声は車掌さん? の地声だったのである。 どうしてそれが判明したのかというと、本人が「グィッブブゥぅぉ…はいぐぇんジマアズゥ…(切符を拝見します)」と目の前に現れたからだ。
別にそれを揶揄するつもりもないし、文句があるワケでもない。 もしかするとそのようにしか発声できない特別な理由があるのかもしれない。
でも、たとえば他県から電車に乗って長崎へやってきた方がいれば、聞き取りにくくて困ってしまう場面もあるハズだ。
なので社として、そのアナウンスのありようはいかがなものかと、一度検討される事を提案したい。