You should look into my eyes
チャイムが鳴った。
出てみれば、またあの人物である。 この人は選挙に出馬しては落選をくり返している男で、盆正月に表れては、名刺を置いて立ち去るのである。
PRしたい気持ちはわかる。 だがその立ち振る舞いはいかがなものだろうか。
彼は玄関のドアを開いても、こちらと目を合わせない。 ただボソリ「お疲れ様です…」とつぶやきながら名刺を差し出すだけなのだ。
あなた名刺では満面の笑みでしょうが。
なのにわざわざヒトの家まで訪ねてきて宣伝するのに、どうして目も合わせようとしないのか。
はっきり言って迷惑である。 できる事なら名刺を付き返してやりたい気持ちだが、そこは大人として頂いておくしかありえない。 もっともすぐ処分してしまうのではあるが。
仮に当選したとして、あなたに何ができるのであろう。
市民の顔も見れないでいて、何が「長崎をもっと元気に」であるか。 人を元気づけたいのなら、まずは自分が元気にあふれていなければ無理だという事が分からないのか、いい年をして。
もちろん私は彼を支持しない。 はっきり話し、相手の目を見て話せるようになった時には、少し考えてやっても良い。
私はかつての、伊藤一長氏のような好人物が市政に現れるのを期待している。