こんな夢を見た
ひさしぶりに面白い夢を見たので忘れないようにメモをする。
巨大
場所は港の船着き場、ここはたしか…少年時代によく遊んだ場所だなつかしい。
私は釣りでもしたのだろうか、車のトランクを開けて魚の入った発泡を上げ下げしている。
突如目の前の海から水しぶきが飛んだ。
顔を向けると、わずか2メートルばかり先の波間からザトウクジラが「ぬーっ」と思い切り顔を出した。
もちろん腰を抜かした。
すぐ気を取り直し、この決定的シャッターチャンスを逃すまいとスマホを取り出しクジラへ構えた。
構図を決めてスマホをかまえ、今かと次のスプラッシュを待つ。
「来たっ!」
シャッターボタンを絶妙のタイミングで押した、いのだが、夢ならではの「何かから追いかけられて逃げようとするが何故か超遅くしか走れなくてヤキモキ」現象が発生し、何度押そうとしても押せないのだった…。
頭に来てスマホを見たら、なんとバッテリーがあと1%しかない! 「しまった充電器はあそこに置いてきたんだ」と悔やみながら「ていうかあそこでどこなんだよ」と自分へツッコミを入れたところでまた驚きが。
今度はオサガメが泳いでいるのだ…。
とにかく写真に納めねばと慌てていたら、少し離れたところに三脚が据えられており、一眼レフが乗っている。 やはりこの場所は、絶景の撮れる場所として関係者の間では有名だったのだ!
誰だか知らないが頼みこんでカメラを借り、撮影してしまおうとそこへ走ろうとするのだが走れないというね。
重すぎる足にモガきながら見た海面は、ヒラメの稚魚みたいに透き通っており何十メートル下まで見渡せて、中ではクジラやカメが気持ちよさそうに優雅に羽ばたいているのだった。
+
一度微妙に目が覚めたのだろうか。 舞台は変わる。
とあるマンションの一室。 見慣れぬ部屋は、心当たりがないがおそらく女性、しかも学生さんあたりの部屋である。
「どうしてこんな場所に…」
と首をかしげていたら、背後から私を呼ぶ声がした。
振り返れば姉が立っている。 しかも恨めしそうな顔をしている。 手には刃物、ではなく長い+のドライバーを持ってこちらに向けている。
瞬間襲いかかってきた。
ところがその姉にも「夢バイアス」が効いており(笑)、振り上げたドライバーのスローモーションに私はとっさにタオルをかぶせて闘牛士のようにそれをかわした。
すぐ玄関へ向かって走り(走れた)ドアを開け、外へ逃げ出したのだが目の前の階段に、大きく赤いソファが横たわっていて降りる事ができない。
マゴついていたら下から人が上がってきて「こんなもの置かれたら通れないじゃないか!」とクレームを入れられたもので、なぜか私は支配人のごとく「申し訳ありません」とそのソファを片付けるのだった。
以上。 もう一つ「ブレーキが効かない」という夢も見たのだが午前中まで覚えていたもののこの時間スッカリ忘れてしまった。
これだから夢日記は起きてすぐメモをとるにかぎるのだ。