Instagramで広告打ったらこうなった
爆発的人気を誇るインスタグラムに広告を出す方法と、それを実際やってみた結果を記したページです。 広告を出そうか出すまいか検討中にこのページへ訪れた方への一助となれたら幸いです。
一昨年あたりからインスタグラムのタイムラインに広告が流れるようになった。 twitterやウェブサイトの広告には無い経験だが、美しくてつい見入ってしまった一枚が広告だった、という事がままある。 画面と広告がなじみやすいユーザーインターフェースで、ユーザー数も多いから、広告を打つには適したプラットフォームだとは思っていた。
先日見とれたインスタ広告は百貨店のものだった。 なんでもミニチュア作家さんの展覧会があるという。 そこで広告を押してそのウェブページに行ったのかといえばそうでなく、ついその作家さんのアカウントを検索してフォローしてしまったのだった。 広告主からすると微妙な気持ちになる行動をユーザーとして起こしてしまった。
この際百貨店のアカウントもタップしてみたのだが反応を示さず「もしかしてインスタアカウント作ってないの?」と思い、何とももったいない事するなあどうせ広告打つのならまず、アカウントを作ってからにすれば良いのにと思ったのだった。
以前世話になった人から、インスタグラム上で広告を打ってみたいという相談を受けた。 そこで恩返しにでもと、私自身が打ってみて、その効果を報告してみようという話になった。
広告を打つにはビジネスアカウントでなければならなくて、さらにFacebookページとアカウントを紐付けておかねばならない。 ちなみにこうしておくと、たとえ広告を打たなくても、投稿写真のインサイトつまりアクセス解析を見れたりして勉強になる。
インスタグラムで広告を打つ方法
さてまず考えねばならないのは、どっちの広告を打つかだ。 どっちとは何かというと、広告を押した際任意のウェブページに飛んでもらいたいのか、任意のアカウントに飛ばしたいのか、である。
そして広告費用の設定だ。 いくらで、何日間広告するのかを設定できる。 一日の最低費用は100円だ。 お金をかけるほど多くのユーザーの目に届く事となる。 期間も一日~選択できる。
次にアクションを促すボタンの選択。 「詳細はこちら」や「予約する」等自分の広告内容と合致したものを選択する。
今回あくまでも実験なので、自らの過去投稿の中から一枚選んで広告し、見てクリックした飛び先は、私のプロフィールページに設定してみた。 広告を作成すると審査をされるが小一時間ですんなり降りた。
現在広告開始から二日目であるがその結果は…あまりよろしくない。
広告を見た人が256人でプロフィールにアクセスした人は14人。 そしてこのデータこそ重要なのだが、その14人中、フォローしてくれた人はなんと1人である…。 しかもフォロー率は自己確認するしか方法はない、つまりデータとして提示されないのだった。
七日間広告テストをしてみようと考えていたのだが、本日広告を削除した。 理由は明白、あまりにも効果が薄いからだった。 数字の割合は上記の通りが日数分増えただけ。
恩人にこの報告はしにくい。 でも実データとして伝えておこう。 ちなみに今回は低予算、たった4日の広告出稿だった。 お金をかけたらどうなるものか、今のところその予定はまったく無い。
※閲覧者がユーザープロフィールに来てくれる事を今回の目的としたワケだが、フォロワーはほとんど増えず、いいねも対してしてもらえなかったというのが実感である。