町内放送かくあるべし

昨夜から今朝にかけて猛烈な雨に見舞われた長崎です。
長崎市では局地的に「1時間120ミリ」のドシャ降りに見舞われ、道路も一部冠水したりして、各種警報が発令されて大変だったのですが、若干落ち着きを見せはじめました。
さて、このような緊急時には、町内放送が流れまして。 「警報が発令されたので注意してください」という内容なのですが、この放送方法に意見があります。
たとえば先ほど、土砂災害警報が解除された放送が流れました。 内容は次の通りです。
ピーンポーンパーンポーン
長崎市 災害警戒本部から お知らせします
長崎市に 発表中の 土砂災害 警戒情報は 9時 34分に 解除されました
土砂災害の 危険性は 少なくなりましたが 引き続き 注意してください
ピーンポーンパーンポーン
1分半ほどかけてこのように放送されるワケですが、耳をすませて半分くらいまで眉間にシワ寄せて聞かないと、内容が何なのかわかりません。「解除された」という情報が一番重要な部分なのですからまずは、
ピーンポーンパーンポーン
長崎市 災害警戒本部から 警戒解除の お知らせです
と話しはじめるべきだと思うんです。
仮に緊急を要する事態だった場合、今の放送では手遅れになりかねないと思うんですけどね。
以上です。
長崎大水害
あの昭和57年、7.23長崎大水害時は1時間に187ミリの雨量を観測しています。 これは日本における時間雨量の歴代最高記録です。