東急ハンズのできたとよ

刃渡り3センチのナタ、ロゼッタ、ストーンのレプリカ、魚の透明標本・・・・・・これまで幾度となく繰り返してきた東急ハンズにおける「うーん、とりあえず買ってみっか!」現象を、長崎で味わえるようになるとは。
長崎初の東急ハンズが、ついこの間、アミュプラザ内にオープンした。
これまで二度ほど期間限定の店舗が出された事があり、その都度行ってはみたものの・・・。
「なんか違う」
という品揃えだったから、実は今回期待していなかったものの・・・キチンとハンズで驚いた。
思ったよりも広くてね。
アミュプラザ内の店舗随一のフロア面積を誇るのではなかろうか。 目の前に広がるハンズの景色に思わず顔がゆるむ。
品揃えとしてはキッチン製品が特に豊富で、こりゃ願ってもない好事である。 眺めているうち、みるみるカゴが埋まってゆく。
何に使うというのだ、リトマス試験紙を買ってる事に、家へ戻って気づくくらいだから、まさに「ハンズで買い物した然」としており楽しいったらない。
今回のハンズショックは、長崎における子供たちの夏休み自由研究において、大きな力となるだろう。
「子供の頃、もしも近くにハンズがあったら」と、何度この田舎者は思い描いた事か。
「子供にとって、ハンズをウロチョロできるのは教育である」
世界の骨組を知り得る空間だと思っている。 無論大人にとってもそのハズなので、是非休日にでも長崎ハンズへ向かってみてください(だいぶ混んでますが)。
ハンズを自由研究の友に
ちなみに自由研究においては、まずテーマを決めてからその材料を求めてハンズに向かうのではなくむしろ逆で、ハンズで目についた面白いアイテムから、研究のテーマを考えた方が人とカブらず又独創性あるものになるのは我が子をもって経験済みであります。
文章における起承転結と似てますね。 まずカナメの転さえあれば、あとの起承結はどのようにでも作ってこれますから。
転を思いついたら、実は起承もできているものです。
イソップ物語でも、結の部分に「だから何々してはいけません」という文章が必ずといっていいほどつきます。
でもそこが面白いんでなく「太陽のほうが旅人のマントを脱がせました」といった転にエネルギーを注いでいるわけで、そこに面白さがあります。
東急ハンズとは人生におけるまさに「転」なのでした。
ちなみに個人的には広島と名古屋のハンズが品揃え、物量的にも群を抜いてると思います、あー泊まりこみたい!