赤福 本店
天白社長におかげ横丁を隅々案内してもらい、では次に移動しようとしたところで「おっとこれ忘れたらあかん」と連れていってもらったのが赤福本店。
店に入ってまず驚いたのが、手作りしてるよ赤福を! その手際の良さにしばし見とれる。
次々に生み出される伝統の三筋線。 繊細な指先の女性職人は餅入れさんと呼ぶ。
番茶を焙じる薫り漂う店内で、作りたての赤福を味わうことができる。
五十鈴川の清流をぼんやり眺めながら座敷で頂く。
とは言ったものの赤福の、美しさのあまり早々と箸をつけることができずためつ、すがめつ「ほほぅー」と頷くばかり。
ひっきりなしにお客さんが入るが、まだまだこれは空いてるほうで、休日になればもう、ちょっとタイヘンらしい。
店先に据えられた朱塗りの竈から立ち上る湯気。 番茶を淹れるに用いる。
赤福を口にする度、本店の事を思うに違いない、きっと違いない。