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2013/10/02 汁物

禁キムチ鍋

キムチ鍋を作らなくなったのは、子供ができたからだ。 カミサンと二人で暮らしていた頃は、ピェンローよりも頻繁につついた鍋だった。 何しろ彼女は辛いものが好きで。

長男が三つぐらいの時一度軽めのキムチ鍋を作ってみた事があったが、ひとなめするや顔を真っ赤にし、後が大変だったことを覚えている。 だからどうしてもキムチ鍋を食べたいと言われた時は、別メニューとして小鍋仕立てで出すよりほかなかったのだカミサン専用として。

次男は昨日ポツリと「キムチ鍋を食べたい」とつぶやいた。 なんでまた唐突にと聞けば、園の先生が大好物だと話してくれたらしい。 先生を愛すが故のリクエスト。 やめておけばと言っても聞かないので試しにドンと本気で作ってみた。

結果次男はおろか、子供たちは皆辛いと舐めるぐらいしかできなかったので、結局いり豆腐をこしらえてしのいだ。 カミサンは無論ガッついた。

もちろん大量に残ってしまったキムチ鍋。 さすがにこの量はオイが食べても完食できない。 そこで、カレーにリメイクすることにしたわけで。

まず具を全部こし、スープのみにする。 具は具で胡麻油で炒めるとサカナになる。 スープに牛乳をドクドク入れて辛味を和らげる。 タマネギをドッサリきつね色に炒めて投入。 温州みかんが沢山あったので果汁を絞りこむ。 蜂蜜とみりん、醤油で味の輪郭を作り、塩と砂糖で微調整。 カレー粉はやはり必要。

鶏肉を用いたかったが無いので豚コマを炒めて加える。 煮てなじませて、仕上げは水溶き片栗粉でトロミをつけた。

キムチ鍋の影は消えたものの、辛さは完全には消えない。 でも甘味で緩められているから子供たちは「今日のカレーちと辛い」と言いつつも完食。

まさかこのカレーがキムチ鍋から作ったものだとは思いますまい。

キムカレー

“禁キムチ鍋” への2件のフィードバック

  1. 桑原孔一朗 より:

    私なら、鍋料理で味を完成させて、別にキムチを用意します。

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