Kindle Paperwhite 3G
Kindleをひと月ばかり使ってみたところで雑感を。
入手したのはKindle Paperwhite 3Gで、12,980円。 7,980円のKindle Paperwhiteもあるが、両者の違いは無料3G接続が使えるか否か。
3Gの有無で5000円開きがあるわけだが、断然3Gのほうでよかったと思っている。 どこにいても3G圏内であれば本を買えるという自由度は捨てがたい。
片手で保持して楽に読み進めるサイズ。 重さは222グラムあるが文庫本とたいして変わらない感じ。 仰向けに寝転んで読んでいても疲れない。 タッチスクリーンが少しザラついているのは紙を表現しているのだろう。 まるでホンモノをめくっているかのような指ざわり。
画面の明るさは自在に調整できるし、フォントサイズや明朝体ゴシック体の選択、行間や余白も調節できるようになっている。 一番憂慮していた部分になるが、長時間読んでいても疲れない。
便利なところで、iPhoneにKindleアプリを入れておけば、Kindle本体を持ち歩かなくとも購入した本を読めてしまう。 しかも同期できちゃうのでカンタンに続きから読めてしまうという素晴らしいしくみ。
読んでいて気になるところには線が引ける(ハイライト)し、メモも添えられる。 そしてそのメモは一覧表示でき、そこからワンタッチで該当箇所に移動できる。
検索もすごい。 キーワードで本内を検索できるし、Kindle内の本を横断検索もできる。 不明な単語は長押しすれば辞書が引けるしでいたれりつくせり。
バッテリーは8週間持つと仕様書に書かれており、いざどうなんだろうと思うのだが実際、移動時に携えて7時間ぶっ通しで読み続けたところ残量計にはまだ余裕があったので相当な読書家でもバッテリー切れの心配は無いのかと思われる。
不満点をいくつか。
コミックを読んでいる時よく起きたのが、原因不明な予期せぬ再起動。 あとページをめくってもスムーズに次のページに移動しない事もしばしば。 めくれないのでもう一度指でなぞると一気に2ページめくれてしまい苛立ったりとか。
あと文字入力の際キーボードが表示されるがその感度と反応速度がイマイチかなあと。 本によっては中身を検索できないものもある。 カバーは個人的には不要かなあ、外側ゴムっぽいし。 てな感じ。
要望はただひとつでタイトルの充実。
とはいっても、最近では暇な時にウェブをうろつくのではなく、Kindleストア内の隠れた良書を探す事にハマっている。
まず本好きにはたまらない端末だという結論。