佳肴二品
腹皮
カツオの腹皮にようやく出会えた。 鹿児島県のアンテナショップで売られていたものだ。 炙ってかじると、珍味というほどでもないが、ただ単に塩を振って干しただけではない歯ざわりと、熟成された「血合い」のような深い味がする。 焼いたのを刻んで、マヨ醤油にカボスを絞りこみ、七味で喰うと旨々。
イチジク
息子が保育園からイチジクをもらってきた。 前に京料理屋で食べたのを思い出して、イチジクを器に入れてラップをし、チンしてみた。 それだけなのに、イチジクから甘く透き通った汁がにじみ出てあふれ、もっと何か細工したような質感、味になる。
熱々を前に「これどうやって食べたらいいんですか?」と聞いたら「がんばって食べるんです!」と店主に答えられた事を思い出す。
子供たちも「どうやって食べるの?」と聞いてきたが「がんばって食べるんです」とだけ答えたところ、それでも十分意味は伝わった。
いつも楽しく読ませてもらってます。
そろそろ烏賊の塩辛シーズンですね。
また参考に作ってみたいと思います。
腹皮は焼いても美味しいですが、茹でて醤油かけても美味しいですよ。
醤油は甘露(鹿児島醤油)がお勧めです。
最近カツオの刺身も血抜きされて昔と違い美味しくなりました。こちらもお勧めしておきます。
いつもありがとうございます。
なるほど茹でるというテもあるんですね、腹皮。 さっそくやってみます、ありがとうございます。
鹿児島醤油はおそらくまだ口にしたことがないと思います。 甘いのでしょうか? 是非購入してみようと思います。
鹿児島の醤油は甘いです。
今は大阪在住ですが、奇跡的に近所のスーパーに置いてあるので、取り寄せること無く料理生活しています。
腹皮は茹でて大根おろし&醤油がベストですよ。
残暑厳しいですが、お身体気をつけて。