次男&長女
ウチできょうだい喧嘩といえば、下二人コンビ(次男次女)が定番なのだが、近頃次男+長女という組み合わせも珍しくない。
ちょっかいをだしてくる次男をじっとこらえる長女だが、お調子者である彼はそのうち一線を越えてしまい、長女は顔をトマトのように赤くして怒るのだ。
たしかに次男が悪いけど、ここはひとつ姉として仲直りしてくれないか、ホラ握手を、といっても絶対握らない。 おまけにしばらく根に持つ。 でもそこんところを次男はすっかり心得ていて、上手にゴマをすりながら歩み寄っていくのだった。 「ねえ、アイス持ってきてあげようか?お茶は?」なんて。
長女
休日になると相変わらずお菓子作りに精を出す。
この前はホットケーキを焼いた。 作り方はもう何度もやっているのですっかり覚えており、放っておいても一人で勝手に家族分のを焼き上げる。 娘いわく、ホットケーキを上手に焼くコツは、タネを高いところから落とす事と、油を薄く、薄―く引く事だという。
次男
園の先生から作ってもらった「おりがみの雁」が大のお気に入りで、毎日作ってもらい、持って帰ってきては両手に持って遊んでいる。
どんなストーリーなのかは教えてくれないが、雁たちはいつも戦っている。
やがて一対一では物足りなくなり、長女を呼び寄せ、雁を持たせて団体戦をはじめる。 長女はかなり迷惑そうな顔をして付き合うが、手に持つ雁の動きが悪いと次男からダメダシが来るので大変なんだ、と寝る前にボヤいていた。
今度先生に、「雁の上に乗せる人」を作ってもらうそうだ。