子供たち近況20111004
長男
小学校でローマ字の学習をはじめたことから、英語に慣れ親しむいい機会かと思い、英語マンガを与えてみた。 第一弾は、スラムダンク。 どうしてこれを選んだのかというと、息子はスラムダンクのことをずっとスリムダンクだと思い込んでいたからだ。
息子が5歳の頃、はじめて手にしたマンガはワンピースだった。 そのころ彼は、文字をまだほとんど読めなかった。 それでも楽しそうにページをめくっていたときのことを考えると、割合英字にもすんなり目が慣れてくるのかもしれんな、と思っているのだが。
長女
スーパーのレジさんが使うバーコードをピッと読み取る機械がやけに気になるらしく、ついには折り紙で自作してしまい、「レジゴッコ」をはじめるようになった。 相方に選ばれた際には、何か家にある品物を持って娘の前に立ち、ピッとやってもらうという地道な作業を繰り返すことになる。 お金は払わなくてもいい。 「ピッ」という音は、声。
先日クリーニング屋へ一緒に行き、店員さんとあれこれやりとりしていたところ、横で待つ娘の目の前に、たまたまピッが置いてあった。 「これが本物のピッか!」と穴が開くほど見つめている娘に気づいた店員のおばちゃんは、そんなに気になるならと、「試しピッ」をやらせてくれた。 はじめて本物でピッとやった瞬間の娘のはじける笑顔といったらもうない。
次男
長男にならい、スポーツチームに入った。 次男は時と場所により人見知りをすることがあり、一度そうなれば意固地だ。 はじめての朝、幼児クラスの先輩方によろしくと挨拶をしなければならないところ、硬直してマッチ棒のように動かなくなった。
その間、先輩方に「どこから来たの?」「名前は何?」とべたべたされながら質問攻めにあっていたが、一言も発することはなかった。 練習がはじまり、小さいながらも一生懸命体を動かしている先輩方を見つめる次男。 どうしてよいのかわからないというひきつった表情をしていたところ、先輩のひとりが駆け寄ってきて、次男の手を引き輪の中へ連れて行った。 引きずられるようにして仲間に入った次男は、はじめは逃げようとしていたが、優しく面倒見のよい先輩方に、次第に心を開いていった。
肌寒い日だったにもかかわらず、額に汗して初練習を終えた次男は、少し大きくなったように見えた。
次女
兄姉の持つDSiのことが気になって仕方が無く、自分もやりたいとダダこねだすから次女の前でのDSは禁止となってしまった。 だが、目の前にDSがあろうがなかろうが、DSをやりたいやりたいとせがむので、仕方なしにオイの電子辞書を差し出してみたところこれがまた大ヒット。
適当にボタンが押せて、DSみたいな形をしていればそれで満足できるらしく、しばらく電子辞書を手に持ちカチャカチャやっては「パパ、勝ったよ」と結果報告してくる。 その画面を見てみたら「っっっっっっっんじいいいおP」と検索ボックスにあった。