え残暑?
ニュースで「残暑厳しい中云々」なんて言ってる。 え、もう残暑なの? 只今夏まっさかりではないのかい? えーっ、夏が終わっちまう。
「た、大変。 もう残暑なんだって。 残っている暑さなんだって。」 なんてヨメに驚きを伝えると、ヨメいわく、こよみの上ではもう秋なんだとか。 サミシーし。
このままでは夏らしい思い出のないまま、夏が終了してしまう。 焦るオイは、何を考えたか、蚊もいやしないのに、とりあえず蚊取り線香をさがしだしてきて、焚いてみる。 うーん、ニッポンの夏の香りがするね。 じつに夏っぽい。
しかり蚊取り線香の香りをかいだだけで、夏を満喫した気分になるのも物悲しく、「お盆休みはどちらまで?」なんて人に尋ねられたりでもして、「いやどこっていうか、家で蚊取り線香をかずんでいました。」なんて答えたら、不気味な変人あつかいである。 さて。 行動せねばならぬ。
花火を買わねばならぬ。 夏。 花火でしょ。 爆竹を息子に経験させてやらねばならぬ。 長崎人の、登竜門でしょうな。 じゃーとりあえず花火屋に寄ろう 。 そうだ、田舎を満喫しにいこう。 ばーちゃんにでも泊りがけで会いに行くとしよう。 しかも車を使ってはなんだか雰囲気でないので、JRでいくとしようか。リュックを背に、水筒もって、虫かご持って、 息子と、男二人旅でも決め込もうではないか。 というプランが今たったので、早速でかけるとするか。
あ、浮き袋ものっていかねば。 っていうか欲張りすぎだぜオイ。