冷たい緑茶 | オイ茶
最近ペットボトル入りの濃いお茶を見かけるという話を書いたが、オイだって負けちゃーいられない。
負けちゃいられないって、別に競ってもしょーがないんだけど、オイが濃いお茶を欲しがるとき。 それは、二日酔いの朝である。
けだるい。 いやじつにけだるい朝。 昨日、いやさっきまで飲んでいたジャックダニエルが、今現在胃の中や頭の中で暴れまわっているような気がする。 なんだか、非常に具合が悪い。 酒、ちゃんぽんしすぎたぞ。 と、こんな日もある。
こんなときは、風呂を沸かす。 あっつーい風呂をいれる。 そしてダルい体を引きずりこむようにして、風呂につかる。 「ふーっ。」しばらく瞑想状態。 そして、風呂につかり、12分ぐらい経過した頃からだろうか。 じんわりと、汗が噴出してくる。 体が熱い。 いますぐ風呂から出たい。 うーんこれもまたキツイ。 あーもうだめ。 ガマンできん。 しゃーない。 「ザバァ」と、湯船から出る。 そしてすかさず、冷水シャワーを頭から浴びせかける。 「うっひょー。」一気に体はクールダウン。 そして、また、風呂に体を沈める。 汗がにじみ出てくるまで待つ。 出る。 冷水シャワー。
とまあこれを3回ぐらい繰り返した頃だろうか。 体中からまさに汗が滝のように流れ始め、止まらなくなる。 こうなるとしめたもので、文庫本でも持ってきて読みつつ、風呂につかる。
もうこれが気持ちがいいのなんの。 {汗 = アルコールやその他体中に蓄積されている毒素} という感じがして、汗が出るにつれて、みるみる頭が冴えてくるのがわかる。 おもわず、「風呂、好きだぞ。」と言葉に出る。
こんだけ汗をかくと、ノドが渇く。 ていうか、飲んだ次の日は、ただでさえノドが渇いているのにこんだけ汗を出したら大したもんだよ。 そりゃかわく。 そして、ここで、冷蔵庫に用意しておいた、通常の倍は茶葉を使用して抽出したであろう濃い濃い緑茶に沢山氷を入れて、キンキンに冷やしたものを取りに行く。 そして、半ば浴びるようにして一気に飲み干す。 オイ復活。 今日もがんばるですけんね。
とまあこのように、濃い茶を日頃愛飲しているわけである。 そしてこの際のむお茶のことを、今度から「オイ茶」と呼ぶように、今決めた。