きゅうり三昧
オイが住んでいる地域には、キュウリを自作されている方が多い。 キュウリシーズンになると、あっちからもこっちからも家の周囲からわんさかキュウリが持ち込まれる。 「きゅうりのできたとさ。 少しけど食べてね。 無農薬やけんね。」と、大体持ってきていただく方のコメントはこのようなかんじ。
「少しだけど」とおっしゃるが、そこが少しではないのがご近所の方々。 少しだけど少しだけども集まれば、ものすごい量のきゅうりになるわけだ。 毎日酢の物やなにやら作ってキュウリを消費していくわけだがいかんせん供給のほうが圧倒的に多い。 ジャガイモなんかだと保存もきくし、いっぺんの調理で大量に使う料理も多いせいか沢山貰ってもそれほど困らない。
しかしキュウリはどうなんだろ。 キュウリを一度に何本も使う料理といっても思い浮かばないし、我が家のヌカ床もキュウリで満杯だ。 ピクルスも新たに大量に作った。 さてどうしようか。 ピクルスドラム缶で作るか。
このようにシーズンになると大量のきゅうりが押し寄せてくるオイ家であるが、無いときはまったく無い。 チラっともしない。 でもキュウリ一本だけに用があるときや、1/3本だけキュウリが必要という場面が多々あるわけで。 でも年に一度あれだけ大量のきゅうりを頂くオイらは、買いたくない。 一本だけキュウリを買いたくないわけである。 なんだかケチるわけである。