どれにしようか
「このチラシの中から欲しいものを選んで注文せよ!」と、いうこと らしかとばってん、少し目を通してみると食い物がずらり。 あ、あれか。
チラシを見てすぐに、以前もこれを注文させられたことば思い出したとさ。 たしかその時は冷凍餃子ば頼んだとさね。 餃子。 でも、餃子と言うか、 一口餃子なのに皮の厚みが4mmくらいはあるだろうかという、具がもうホントにほとんど入っていないという、すごい餃子が届いたわけさね。
「でもまあしょうがないじゃないか。 お付き合いやし。」ということで済ませておいたんだけど、半年くらいしてまたチラシがきた。
前回はなんで餃子を選んだのかというと、他には食いたいものが載ってなかったから。 一読したところ、今回のラインナップも前回と同じであろうと思われる。 ピンチさ。 ヨメと二人、さんざん悩んだ挙句、紀州の梅干を選んでみた。 あまり当たり外れがなさそうだったからね。
そうしたらこの梅干の甘いことがビックリ。 甘い。 いや、もし甘くなくても美味しくないぞこれ。 しかも少なっ! やられた。
そして今回。 性懲りも無くチラシが。 もうちょっとムカツイテいるとけど、「でもまあしょうがないじゃないか。 お付き合いやし。」
ヨメと二人、さんざん悩んだ挙句、ピザを選んでみた。 マズくても、たかがしれているでしょう。 ピザはそんなにマズくは作れないでしょう。 ということで。 そして今回は電話注文ではなくて、荷物もあることだし、その運送屋さん氏本人を呼んで、直接口頭で注文してみた。
「えーっと、ピ、ピザをお願いします。」
「(運送屋さん)あーっ、そいはマズかですよ。 なんか小さいピザが3個ぐらいでボリュームもなかとです。」
「そうなんです。 おたくの品々は、マズくてボリュームのなかとですよ! 実際。 だからもうチラシは持ってこないでください。」なんていえないし、 おとなしくその人のオススメの大学イモとラーメンを注文したオイであった。
ビールとネズミ
ねずみはビールが好きなんだって。
ネズミに水とビールを一緒に差し出すと、ビールを飲む。
初めは両方飲みくらべているが、二日目になると、まっすぐビールのほうに向かうようになるそうさ。 「アルコールが好きでは?」ということで、ビールとアルコールを一緒に差し出すと、やっぱりビールに向かうとのこと。
そのうえ好みの銘柄もあるそうな。 色んな銘柄のビールを飲み比べさせると、ある一定のメーカーに集中する。 しかもそのメーカーは、必ずしもよく売れているとは言いがたいメーカーも含まれているとのこと。 さらに、人間の研究者に銘柄を隠してイロイロ飲ませてみると、なんとほとんどネズミが選んだ銘柄と同じになるそうな。
ビールでもうひとつ。 ドイツといえばビール。 中世ドイツでは面白いやりかたでビールの品質検査がなされていたそうな。
醸造業者の中にはとんでもないやつがいて、ビールの絞りかすに水を混ぜてそれらしく見せたりという不正がはびこるようになったので、3人の鑑定官による検査が行われるようになった。 その検査とは。
3人の鑑定官が木のベンチに腰掛けて味覚検査をやる。 その際、鑑定官は鹿革のズボンを履き、まずはビールでベンチを塗らしておいて、その上に腰掛ける。 そうして2~3時間かけて検査を続ける。 そして3人いっせいに立ち上がる。 その際、ベンチがお尻にくっついて持ち上がったら、検査は合格。 上がらないと不合格となったそうさね。
このテストは、「ホーゼンボーデン・プローベ(ズボンのお尻による検査)」と、呼ばれたそうな。 ズボンに粘りつかないほど水っぽいビールは、麦芽の使用量が少ない。 と判定されたと考えられる。
一方、イギリスでも同じ検査が行われていたそうな。 でも、ドイツの時とは反対に、「ベンチが持ち上がるビールは悪いビール」と、されたそうな。 イギリスではビールに砂糖を添加することが健康に良くないとして禁止されていたため、粘りつくかどうかで、糖分の検査をしたのだと考えられるらしい。
以上 読むクスリより
海鮮丼

魚らは近々産卵の予定さね。 なので腹の中には白子や真子の入っとるとさね。 白子や真子を食える反面、身は脂のノリが悪くなるとさ。 栄養と卵に とられるんだろうね。
そんなわけで、いつもよりもあまり美味しくなかったアジの刺身を包丁でガンガン叩いて海鮮丼ば作って食ったとさね。 これならばいくら脂がのってなくても美味しく食えるでしょう。 ネギとか散らしてさ。
キスの天ぷら

晩飯の買出しに魚屋へ行くと、そこには「キス」がてんこ盛りで150円!の札が。 バリ安かったので、2山買って、即天ぷらに。 上等の塩にサンショウをまぜて、チョチョンとつけてガブリ。 うわー美味すぎ。 テンプラ屋ではチョットしか食えんのでこの際食傷するぐらいやるばい。

思わずクスリ
わかった? 返事は? 「(ムスコ) へんじ。」 いやそうではなくて。
コラッ。もっと空気読んで。 「(ムスコ) くーきー。」
(さんざん怒ったあげく) わかった? わからない? どっち? 「(ムスコしばらく悩んだ後) こっち。(右手を上げる)」
イカ刺し

ここんとこ長崎は天候が思わしくなくて、魚屋さんに晩酌の肴を買いに行ってもなーんも無い。 養殖モノばかり。 さみしか。
でも大丈夫。 そんな日があろうかと、水イカを切るだけの状態で冷凍してあるワケさね。 おもむろに冷凍庫からイカを取り出し、まな板の上に放置すること3時間。 ちょうど良い具合に解凍されるとさ。
適当に切って、卵の黄身を落として食べる。 ウマカ。
スズメら
日曜日の朝。 なんかこう、すがすがしかね。
お茶を飲みながら新聞読んでると、「チュンチュンチュン」と、ベランダで
スズメの鳴き声さ。 「お、来たね。」と、ひとりほくそ笑むわけさね。
昨日の朝、やけに今日はスズメの多かなー。 って思っててフト、「あ、 昨日の豆かー。」と、節分でベランダにまいた豆にスズメが寄ってきているん だな、ということがわかった。 なので、じゃー精米するときにチョットこぼれた米を撒いてたら、スズメ来るかな?と思ってまいてたわけ。
今日は倍まいてみるかな。ママがイイ~
急に使い出したので、ヨメに聞くと、どうやら保育園で流行っていて、ある日一人の子が言い出したのをキッカケに、クラス全体に広がり、いまでは先生が怒ると、ママがイイ~と連発されるという事態に陥っているのだそうな。 インフルエンザよりも感染力が強そう。
やっぱりパパとしてあんまりコレを言われつづけるとヘコむんで、なんとか餌付けなんかして、 耳元で「パパがイイ~と言え。」なんてささやいてもムリ。 ママがイイみたい。 やっぱり背中よりも胸ですな。
節分とガッツ
昨日は節分ということで、やっぱり豆ばまいたとさね。
ヨメも沢山買ってきてたし、子供らは保育園からもらってきてたし、豆の数は
十分。 でもまくよりも食べたほうが多かったような気がするとさね。
オイにとって「節分」といえば「豆」ではなく、
「ガッツ」さね。 ガッツ? ガッツとは別名「ホウボウ」
とか「カナガシラ」とかいわれる赤い奇妙な形の魚さ。 微妙に足なんか生えていたりもするので、おそらく海底を歩くのだヤツらは。
とにかく、このガッツを節分に食べるとお金がたまるとかいわれていて、長崎では(ほかの県もあるんかな?)節分にはガッツの煮付けを食べたりするわけ。
なので、オイは小さいころからガッツには親しみがあるんだけど、ガッツの煮付けってあまり美味しくない。 なんか身がポサポサしていてさ。
身をむしると骨だらけで、おもわず「なんやオマエは。 ホネばっかりやっか。 ポサポサやし。 すこしはアラカブでも見習え!」なんていいそうになるぐらい面倒くさい魚といったかんじ。
でも、である。 実はこのガッツくん、身は大したことないが、ハラワタだけは異常に美味い魚なのである!
この事実を知ったのは、大人になってからさね。 ある日居酒屋にいくと、新鮮そうなガッツがおいてあったので「あまり美味くないでしょう?」 と大将に聞くと、「バカやワイ、こん魚はハラワタば食う魚ぞぉ~。」と大将が意気込んだ。
なので注文して、大将からレクチャーを受けながら注意深くむしりながらハラワタを発見! 食べてみるともう美味いのなんの。 しかも体の割にはたくさん詰まっているときたもんだ。 これでガッツがいっぺんに好きになったというわけさね。 同時に、ある事実が判明。
子供の頃ガッツを食べるときってね、必ず「小骨が多いから」という理由でまずオヤジが頭とホネの多い腹周辺を食って、その残りをオイらがもらって食ってたワケ。 いやぁー子供思いのオヤジだうちの父ちゃんはなんて思っていたらなんのその。 自分だけ美味いハラワタ食って、身は子供に食わせてやんの。 いつもガッツの煮付けのときには、鍋いっぱい作っていたのでそりゃーもう
よい酒の肴になったことでしょうなオヤジは。
と、いうことで、ガッツを食いましょう。 実は、頬周辺の固い殻をペリっとはがすとウマイ身が隠されているというオマケもついているので大いに食いましょうで。 でも節分前はこのような理由により非常に高騰しているので、節分後に食ったほうがよい。
オイはどうせ鬼役なので豆は投げつけられまくるし、節分にはいろんな意味でガッツが必要なワケです。魚沼産コシヒカリ
日本穀物検定協会による05年産「米の食味ランキング」でまた、 新潟の魚沼産コシヒカリが最高ランクの「特A」に選ばれたそうさね。 これは「特A」ランクが設けられた89年から唯一、17年連続で選ばれているという快挙なわけさ。「魚沼産コシヒカリ」という言葉、ホントよく耳にするもんね。 しかし、食ったことはないたぶん。p>
なぜならば、我が家の米は全てうちの婆ちゃんから支給されているものを
食べているからであります。 「新米は米の色が違うよ色が。 白い。 米が立ってる!」なんていいながら毎日ガブつくわけなんだけど、最近一日に仕込む米の分量が増えた。 6号 → 7号に。
これはやっぱり息子がよく食うようになったからなんだろうけど、なんかうれしかね。 子供がメシをガブガブ食うところを見るとさ。 米ならいくら食ってもイイのでガンガン食べて、とりあえずもっと大きくたくましい少年になってください。