自家製酒
正月に田舎に帰った際、婆ちゃんがこれ飲んでみろという意味であろう言葉で一升瓶を台所から持ってきた。 中にはなにやら白い液体が。
飲みかけの日本酒を飲み干してお猪口を空けて、その白い液体を注いでみると、なんだか甘酒みたいな感じ。 オイ甘酒は苦手バイ。 グビッ。 おぉっ!?
これは甘酒ではなかね? なんかシャンパンみたいに酸味のあるとけど。 度数は高いね。 婆ちゃん、どうなんだ? と母ちゃんに通訳してもらうと、近所の爺さんが作った自家製の日本酒だということの判明したとさね。
少し驚きながらお猪口の自家製日本酒を飲み干し、おかわりといきたいところけど、またさっきまで飲んでいたちゃんとした日本酒を飲むことにした。