食の危機:自家栽培ピーマンの味は別格

昨日BSを見ていたら食が危ない!みたいな番組をやっていた。 おじさんがしきりにドモりながら「核家族化」が子供の偏食になる原因であろうということを訴えておった。
「ごはんを食べなきゃ近所の人に笑われるぞっ!」
とか、
「ご飯を食べなきゃ強くなれないぞっ!」
と言ってくれる人が周りにいなくなり、各「核家族内」でのルールで偏食をするのだからイカンのだ! というようなことを言われていた。
なるほど。
オイも子供の頃、母ちゃんに似たようなハッパをかけられていた記憶がある。 もっとも、オイの場合好き嫌いはまったくなかったのでアレだけど。
さらにその番組でピーマンがどうしても食べれない小学生が出てきて、学校で自家栽培をする事によりピーマンが好きになった、というような紹介がなされていた。
そしてその証拠の映像ということで、その子のお母さんが作った「太っといピーマンと肉の炒め物しかもピーマンの割合がすごく多い」の中のピーマンをわざわざ選んで食べている映像が映る。
いやいや。 いくらピーマンが好きになったといっても、それはお母さん入れすぎでないの? なんて思ってもみたが、おそらくお母さんの料理の腕が一流なのであろうという事と、
もしそのピーマンが、学校で自家栽培したものを使っているとすれば、そりゃーピーマンだけ食っても美味しかろうなと納得。 自分が育てた子は愛しいものね。
今夏にオイもピーマンを自家栽培してみたけど「ただ枯れないように水をやっただけ」みたいな粗末な育て方にもかかわらず、自家ピーマンは肉厚で、びっくりするくらい甘味があった。 これ本当の話。
では普段スーパーで買っているピーマンは、どんな作り方をしているのか? 最近栽培者の顔写真入りで店頭に並んでいる野菜をよく見るが、オイが作ったお粗末ピーマンよりも美味しいピーマンに出会った事は無い。
もしかしてオイには農業の才能があるのではなかろうか? はたまたウチの水道水には秘められたパワーがあったりして。