SAINT JAMES ウェッソン を購入する際の注意点
二十代の頃、春夏のカットソーは以後SAINT JAMESのボーダーしか着ない。
というスティーブ・ジョブズみたいな誓いを立てた事があった。
その後しばらくはそうして過ごした記憶があるが、やはりうやむやになって解消され今に至る。
それでも欠かさず何枚かのボーダーは常に持ってはいたものの、なかなか着てみたいという気持ちは起こらず「タンスノコヤシ」となっていた。
こないだ休日にクローゼットを整理していて発見されたのが、写真奥のボーダーである。 かなり着古されており、それでもこのボーダーに一度でも袖を通してみた事のある人ならよく理解できると思うが、心地よい肌触りがある。
しかしこれを着て外出するにはさすがにくたびれすぎてるな…と感じて新調してみようという気になったのだ。
ボーダーをどこで買うか?
昔は直営店が長崎にもあったのだが今はもう跡形もない。 そこで早速「セントジェームス ボーダー」と検索すると、いくつかのオンラインストアが見つかった。 中には随分安価な所もあったのではあるが、サイズの選択肢が少なかったり、カラーにも乏しいのでセントジェームス日本オフィシャルサイトで買う事にした。
ウェッソン?ギルド?
単にボーダー、だと思っていたものがウェッソンもしくはギルドという呼び名に分かれており、両者は同じだという意見もあれば、ギルドのほうが薄手であるみたいな話もあり、そもそも日本オフィシャルサイトではウェッソンしか販売されていないが故にそれを買う事にした。
ちなみに一万円以上の購入で送料無料となっており、ボーダーは一枚でそれを超えるので品代以外は必要ない。
ウェッソンのサイズ選択
SAINT JAMESに手を出すにあたり、最重要なのがサイズ選択だ。 昔買っていた時もかなり悩んだ記憶があって、自分に最適なサイズは一体何だったのかをまったく覚えていない。 ちなみに着古しているものはタグも切り取ってあり、サイズ表記はかすれてまったく読めなくなっている。
そこでウェッソンのサイズ感についてあちこち回って調べてみると、T0~T7まであるサイズ展開のうち、自分にピッタリなのはなんとなくT6のような気がした。 日本オフィシャルサイトの表記によると、T6は日本でいう所のLサイズにあたるらしい。
なんとなくサイズの数値を眺めてみても、T6が丁度良さげ。 しかし…洗うと縮むんだよなSAINT JAMES。 その辺も考慮しないといけないワケで。
しばらく考えた後、もしもサイズが大きすぎたりした場合は返品交換すれば良いか、という軽いノリでサイズT6のウェッソンを購入したのだった。
セントジェームス日本オフィシャルサイトで購入する際の注意点
しばらくし、ウェッソンが手元に届いた。 早速開封し、袖を通してみた所…あきらかにサイズが大きすぎた。 選択後の縮みを想像してみても、このダボダボ感が埋まるほどの縮みは起きないだろう(私は身長187cm 体重75kg)。
そこで早速返品、サイズ交換の手続きを行おうとすると、同封されていた紙に商品の交換はできないと記されてあった…マジか。
なので別のサイズを欲しい場合、まず品物を返送し(送料コチラ持ち)、返金してもらい(銀行振込のみで手数料は引かれて入金される クレジットカードで決済した場合はそのまま決済される)、再購入する必要がある。
返金の処理も面倒だし、オフィシャルサイトならもっと柔軟に対応しても良いのではないか、という不満を胸に、しぶしぶサイズT6のボーダーを梱包していた所でハタと気がついた。
このT6は、息子にあげよう。
息子は私と身長はほとんど同じで、体格はもっとゴツい。 おそらく彼にならピッタリだろうという事で、返送返金処理は止め、保管しておく事にした。
そして改めて、サイズT5のウェッソンを購入したのだった。
ウェッソン サイズT5の着用感
袖を通すと、まさに期待通りのジャストフィット。 早速洗濯機に放り込んでガシガシ洗って乾燥させた。
するとよりフィット感が増し、希望通りのサイズ感となった。
若干袖丈が短すぎるような気もするが、それもこのシャツの雰囲気だと思っている。 着こなし方にもよるが、このボーダーはダボダボで着るよりもいくぶん体にフィットしているほうが粋だと感じる。
以上セントジェームスのウェッソンを購入しようと検討している方の一助となれば幸いである。
選択する際の注意点
商品に同封されていたチラシによると、EUの環境保護の強化により、従来使用されていた堅牢製の高い染料が使用できなくなっているらしい。 なので場合により色落ちする可能性がある、との事だったが、普通に洗濯して着用しているがまったく問題は無いので気にしなくて良いと思う。