新・節分
そういえば昨日は節分だった事に今気がついた。 恒例の豆まきも、やらずじまいである。
今だからこそリークするが、ウチの子供達の通った保育園に毎年出現していた鬼は私だ。 鬼装束を着込み、金棒を振り上げながら暴れ狂うも、いざ方々から豆をぶつけられたら「ヒィヒィ」言って逃げていたのは私である。
下の子が卒園してからはお役御免となった。 そこで園は代役を探しているそうだが、誰もやりたがらないから「最近鬼さんはもっと強くなるため修行に出かけているから来れません!」と子供達に伝えているらしい。
ちなみに上二人の子供はあの鬼の正体は私だと理解しているものの、下二人に限っては、いまだに「まさしくあれは鬼だった」という確信をもっているところが可愛らしい。
私の食物誌、今日の項目は節分だった。 おや、今日はもう四日なのに変だなあと思えば、かのウィキペディア氏によると、
節分は毎年2月3日だが、これは1985年から2024年あたりまでに限った事である。 1984年までは4年に1度の閏年に2月4日だった。
とある。 なるほど食物誌は古い本だから、2月4日が節分で間違いないワケだ。
著者の池田弥三郎氏の実家は天ぷら屋で、飲食を扱っている以上、節分に大豆を撒くのはどこか気が引けてやらなかったと書いてある。 「食べ物商売のうちで、たべものをまき散らすという事を嫌ったから」と。
まさにおっしゃる通りだと超納得した。 私もぷちぐるを運営している以上、金輪際豆を散らすのはやめようと思う。 なんでもかんでも、皆がやっているからと自分も乗っかる必要はまったく無いのだ。
恵方巻き? もちろんかじらない。