「食 × 文 × 学」セッション @ EDITORY
「食 × 文 × 学」セッション @ EDITORY、三月二日に無事終わったので感想を。
昨年末アメリカ大使館の方よりメールを頂戴し、何かと思えば本イベントの件だった。 檀さんとなればお断りするワケもなく、是非やりたいと返事をした。
その後メールでおおよその打ち合わせを繰り返す。 一月頃ちょうど上京の予定があったので、現場のEDITORYを下見した。
元々はオイのほか、もう一方登壇する予定だったが、諸事情によりオイのみとなる。 メニューの決定を待ちわびていた所、全五品の提案をいただく。 合わせて、せっかくなので、オイからも何か檀流レシピをと思い、トンポーロと梅干を長崎から持ち届ける事にした。 つまり全七品。
トンポーロは正確に言うと、イモの豚肉はさみ蒸しである。 これは三十名もの方をおもてなしするとなれば、豚三枚肉だけではボリューム不足だろうという懸念からそうした。
梅干は毎年仕込んでいるものを一年物、三年物、六年物と一名様につき一粒づつ用意した。 経年による味の変化を楽しんでいただきたかったのだ。
サイトで本件の告知を始めたのが二月七日。 三日後には定員数三十に達し、締切となったのは本当に嬉しかった。 キャンセル待ちの方が十名いらしたとの事。
さて当日。 五時の開場にむけて午前中から神保町入りし、食材の買い出しに向かう。 が、スマホ片手にスーパーを探すも、無い・・・。 後で聞けば、神保町に住む方々も、日々困っているのだとか。 特別な食材は無いから、近場で全部調達できると踏んでいた所大誤算だった。
そこで近辺五件の店をはしごして、やっとのことで食材調達完了したのが予定よりも二時間遅れで冷や汗が。 メインであるビーフ・シチューのスープはあらかじめ長崎で抽出しておいたので煮込みに時間はそう必要ないが、何せ三十人前を一人で調理するのである。 と、ここで学生さんの助っ人が入り、野菜を切ったりしてもらう。 さらにEDITORYの石田氏も包丁を握ってくださり、テンポよく調理は進んだ。
開場。 続々お客がいらして席が埋まり、檀流の楽しいひとときが始まった。 一品ずつ檀流料理を出し、それに由来する逸話、要点をオイが語るという流れでアッという間に時がたつ。
終わってみれば、もっと来場いただいた方々と会話をしたかったとか、檀一雄について深く掘り下げたかったとか、もっと手際よくやれたかなという個人的な反省点もいくつか浮かぶが、
まず、上手くいきましたよ檀さん!
※ご来場いただきました皆様へ、熱く御礼申し上げます。
きっとお参りされた檀さんのご加護ですよ。あー参加したかったなぁ(泣)
ですかね! これからも色々やっていくと思いますので、お近くの際は是非どうぞー。
壇流のメニューについて検索して、真っ先に出会い、一目惚れしたのがこちらのサイトでした。
それなのに今回事情で参加できず、東京在住だと言うのに本当に悲しい思いをしました…。
食べたかったのはもちろん、オイさんのお話を生で聞いてみたかったです。
できれば第二回を希望しております!
じい さま
いつもコメントありがとうございます。 普段サイトを見てくださっている方々にお会いでき、直接お話できた事が私にとっての財産です。 引き受けて本当に良かったと、最近になりじわじわ手ごたえを感じております。 中には高校生の頃からぷちぐるに来てくださっている方もいて、心底嬉しかったです。 今後のサイト更新の励みにもなりました。
今後も積極的に動いてまいりますので、ぜひ機会がありましたらお越しくださいね、そういえば東京オフ会を今年も行いますよ!