超えたい
この時期になれば週一ペースで仕込んでいるのがピェンロー。 長女の好物であり、彼女はこれが食べたいがために毎年冬を心待ちにしている。
いらん事をしないのが旨いピェンローを作るコツだが、キャリア10年を過ぎた今でも、呑み呑み、白菜をつまみながら、どっか手を入れる隙はないかと窺っているわけで。
器によそい、塩と七味で喰うところを醤油と柚子胡椒にしたって旨いピェンロー。 ピェンローを超えたい・・・。
土鍋に白菜をザク切りにして押し込め、ヒタヒタの水を張り、所々豚肉を散らしてトロ火で三時間煮込む。 器に取り分けてまず塩、そして・・・目一杯黒胡椒を振りこむ。 題して「白菜の黒胡椒鍋」。
旨い。 旨いが、これって昔作った東坡菜と大して変わらんじゃないか。 ということで、ボツになったレシピでした。