ばらんわからん
いやー晩飯つくる時間無いっすよ。 寿司でも取りましょうよ。 いやそうしましょうよということで、出前をお願いして、並寿司一人前800円を注文しました。 並でイイんです並で。 モグモグ。
しかしこのバラン、昔はみんなこんなかんじ → でホンモノの葉っぱだったんだろうけど、いつ頃からこのビニール製になったんだろうか。 やっぱりこんなビニール製の言わば偽モノの葉っぱでも、入れておいたほうが感じがいいのだろうかお客が喜ぶのだろうかね。
この前肉屋のおばちゃんにもらった卵焼きの容器には、パセリが印刷してあった。 1m程離れたところからみると、たまごやきにパセリが添えて入れられているように見える。 ホンモノに見える。 しかし手にとって見ると、容器に印刷されたパセリ。 うーんなんだか意味あるんすかねこれ。 いつも行く居酒屋のアニキにこんな話すると、
「あんまり難しく考えんでよかっじゃなかとや。 オイ。」
なんて言われるんだろうけど、気になるっちゃー気になるわけです。 そのほかにも一夜干しのパックに青葉がプリントされていて、一見まさに魚の下に青葉が入れられているように見える。 なんていうのも見たことがあるし。
そこで話は変わりますが、昔といってもまだ子供の頃、小学校低学年ぐらいじゃなかったろうか。 NHKの番組で、なんか皆さん和食食ってたわけ。 そしてこのバランを、まんまこの形のバランを、女性アナウンサーが醤油をつけて、食べたのでした。 「!!!!!っ」
と、甚だ信じられない光景に、オイ少年は唖然とし、階段をすばやく駆け下り、母ちゃんに、「ほら、あの寿司に入っとるビニールで出来たアレ、女の食いよるよ!」と、教えにいったのでした。 チャンネルを変えると、もう食い終わったらしく、別のシーンだったので、母ちゃんはその葉っぱを食うシーンは見られませんでした。 だから証拠不十分にて、「そんなことあるかいな!」と一蹴されてしまったのであります。
実際これどうなんだろうか。 ビニールでできたバランはともかく、ホンモノのバランというものはショウガみたいに寿司をつまみながら食べることってあるのだろうか。 それともオイ少年の、たんなる見間違いなのか、いまだにハッキリとしないわけです。 NHKで、たしかに見たような気がするわけでした。