猪肉
実家が長崎の離島の友人がおり、彼が帰省の際ついていったことがある。
のどかな自然が広がり海あれば山もあるという身体共に、かなりの好影響を与えるであろう場所に、彼の実家はあった。
到着するやいなや、若干大きくなった子猫ぐらいのサイズの丸いヤツラがいっせいに「ドドドドーッ」と駆けていくのが目に入り、唖然とするのと同時に、それがイノシシ(ウリボウ)だということが瞬時にわかった。 だってまんま小さいイノシシだったんだもの。
興奮したオイは、「このウリボウたち、どうすると?」と聞くと「大きくして食うのさ」と彼。 今日はシシ鍋が食えることも判明し、早く夕飯の時間が来ることをただ祈るばかりのオイだった。
とまあこんな思い出がある。
長崎県内各地で「農作物被害を及ぼす厄介者のイノシシを食卓へ」という取り組みが始められている。 県内のイノシシ捕獲数は04年度で1万頭を超え、5年前の4倍になったそうな。
個人的には是非イノシシの肉を食いたい。 イノシシが家畜化したものがブタだ。 昔はイノシシやシカ、タヌキの肉を売る「ももんじ屋」なんていうお店も日本にあった。 魚だって養殖物よりも天然物のほうがウマイし。
とにかく、もっとシシ肉アピールに力を注ぎましょうよ長崎県民行政の皆さん。