15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEが認識しない
思い出したようにその独特な描写を楽しんでいるシグマのフィッシュアイレンズ。
先日子犬を接写しようと久しぶりにニコンへ装着したところ、シャッターが降りてくれない。
カメラの表示を見ると、F値の表示が変になっており(△F6というもの)…。 「はて? 撮影するのに何か設定が必要だったっけ?」と検索を始めたのだった。
たしか公式サイトにマニュアルがあったはず、と思いついて訪ねてみるも、該当レンズのマニュアルは無し。
ウェブ上に有用な情報は転がってはいなかった。
そこでカメラをためつすがめつし、一度レンズを取り外して再装着してみたところ、すんなり認識できた。
接点に汚れでもあったのかと思えばそうでもなし、レンズのダイヤルがズレていたのかと思えばそうでもなし、未だ原因不明の症状なのである。
さておきシグマはさずがシグマのクリアな写り。 ズッシリ重たいレンズを取り付ければ、上質な写真はもう手に入ったようなものだという自信がみなぎってくる。
追記2018/07/09
本現象をシグマサポート(0120-9977-88)に問い合わせたところ、原因として考えられるのは、
- 接点不良
- 例のファームウェア問題
の二点という事だった。
接点については、レンズの見えている部分の他、内部の接触不良も考えられるが、こればかりは実際レンズを見てみないと分からないという。
ファームウェアについては、様々な現象が確認されているので、もしかするとそれが原因かもしれない。
らしい。 ちなみに本レンズのマニュアルはやはり、ウェブ上には公開されていないが、info@sigma-photo.co.jp へ「マニュアル希望」とメールすると、PDFを添付して送り返してくれるらしい。
ちなみにこのあと、レンズとカメラの接点をレンズクリーナーを用いて丹念に拭いてみたところ、どうやら回復したっぽい。