銘酒飲むなら秋葉原へ – アキバの酒場

東京にゃ、ホント多いですよね銘酒酒場。
それこそピンキリありますところ、最近好んで通うのは、四谷三丁目にあるタキギヤさんです。
ご夫婦で切り盛りされておられ、もちろん日本酒銘柄は豊富であり又、アテが良いんですよね、シッポリ。
ところが先日向かえば、店主がケガされたそうで休業中だったんですザンネン。 一刻も早いご回復をお祈りいたします(五月中旬頃には再開できるとか)。
「銘酒120分飲み放題」なんて店もチラホラ最近みかけます。 でも、いつどこに電話しても満席なんですよね・・・。
こないだ食べログで見つけた飲み放題の日本酒バーは、ダメモトで電話したら予約できましてねフフ。 嬉々と向かい、席につくなり「飲み放題で!」と伝えたら、
仕込みの関係で前日までに飲み放題の予約をしていただかないと無理です
なんて言われまして・・・やむなくフツーに飲んだら四谷というより銀座会計で辟易でした。
アキバの酒場
こんな事ならいつもみたいに、まずはアキバの酒場で二三ひっかけてから、遊びはじめたらよかったなと、後悔したんです。
ご存知ですかアキバの酒場? これは秋葉原にある酒場の総称ではなく、ある一店舗の正式名です。
18:00の開店に合わせて向かえばもう先客がチラホラおりまして。
何せ一合500円ですからね地酒が。 立ち飲みですら苦になりません。
銘柄は、その日口の開いている一升瓶を5種ほど楽しめます。 しかも、どれひとつとっても雑多な酒はございません。
一升が空になれば、そのつど新たな銘柄が口開けされて、それが黒板へ記されるという形式です。
店員さんに「どの銘柄がオススメですか?」なんて聞いちゃいけません。 自分の直感を信じて意志で銘柄を選ぶんです!
アキバのつまみ

つまみがまた安くて驚きです。
画像は一日限定10食「刺身の枡盛り」なんですが、ブツ切りの刺身がテンコ盛りで380円ですからね、開店直後に向かえばほとんどのお客さんがこちらをアテに飲んでいます。 一人でならば、この肴だけで三合は呑めますね。 この日はカンパチ、マグロ、タイのブツでした。
メニューを眺め、「次はどれを注文しよう?」なんて悩んでしまったら、おとなりさんがつまんでいるモノを参考にすると良いです。
アジフライなんかは定番ですね、皆さん軽快な音をたてながらカブリついています。
お客のワ
お隣さんとの談笑もまた醍醐味です。 この店で呑んでいると言うことはまずもって日本酒好きな方々で、 なんて事ない会話もまた勉強になります。 先日はこの店に通い始めて10年になるという方とお話しまして、
なんでもこの酒場は一度移転し、その際やや価格設定が上がったそうなんですが、また場所が戻り、従来の設定に戻ったのだと教えてくれました。
まとめ
いかんせん、酒が旨いもんですからメニューの上から順に飲み進んでいくと、ものの一時間で酒が回ってまいりまして、
さてお会計となれば、リーズナブルな酒場のハズなのに「どんだけ飲んだんだよ!」と自らツッコミたくなる金額だったりして、
「ああ昨晩も、楽しかったんだなあ」
と翌朝領収書を眺めては、目を細めるオイでありました。
※酒かん計はコレが使われていました。 お燗の際は、セルフです!
アキバの酒場
- 東京都千代田区神田須田町2-17-8 篠田ビル1F
- 03-6206-8854
- 月ー土:18:00~23:00(L.O.22:30) / 日祝日休
お店メモ
- お燗はセルフ式です。
- 店内は8坪ぐらいですかね、店外にもテーブル有です。
- 喫煙は店外に灰皿があります。