ル・シュクレ・クールのバゲット
都内某所で長蛇の列に出くわした。 何かと思えばパンの焼きあがりを待つ人々だという。
たまたま同行者がパン好きだったもので、行列ギライのオイも一緒に並ぶことに・・・そして小一時間待った末、ようやくバゲットを一本入手した。
クープがキレイに広がり、木の葉のような形が並ぶ。 ホカホカ温かいところを手で引きちぎれば「バリリ」と心地のよい音がする。 なのに内部は瑞々しく小さな気泡にあふれている。 モッチリというよりも強いマッタリとした質感。
味は天然酵母によるパン作りが趣味の、友人がたまにくれるものと似ている。 だが決定的に違うのは、十分に発酵させたパンのみがもつ軽い口当たりである。
ちなみにこれは、ル・シュクレ・クールという大阪のパン屋さんのもので、都内で焼きたてを買える事は稀だという。
同行者は大量に買い込んでおり、そんなに喰えるのかと問えば、冷凍しておくのだという。 すると焼きたての風味は犠牲になるが、いつでも美味しいパンにありつけるそうな。
Le Sucre-Coeur ル・シュクレ・クール
バゲット
坂上さん由来のつまみ方です。