のり弁
「さあ、何にするのっ、早よきめてっ。」とヨメにせかされて、ほっかほっか亭の弁当のどれを食べようかしばし悩む。
唐揚げ弁当定番なんだけど、唐揚げ4コ(5コかな)しか入っていないし、おかず足りんしごはん余っちゃうし、チキン南蛮はヨメが注文するだろうからカブりたくない。 夏の新メニューなんかにはテコでも飛びつかない保守的なオイだしまてよよく考えてみたら今あまり腹へっていないんだっけな。
「とりあえずのり弁にしといてよ。」と、のり弁を頼む。 「あ、もとい。 得のりでおねがいしときます。」と大体注文しなおす。 質素なノリ弁、タルタルソースぐらいつけてくいたいしね。 しかしのり弁と「得のり」ってタルタルソース以外は何が違うの? 唐揚げ? としばし考える必要もないどうでもよいことに思いをめぐらすうちに、できたみたい。 のり弁。 うーん、後で食お。