もしやこれは・・・
このゴールデンウィーク、家族だけでゆっくりと過ごした。
旅先の砂浜で朝から夕方までずっとぼんやりしているだけだったり、あてもなくぷらっぷら散歩したりした。 親が心身ともにリラックスしていると、それが子供にも伝わるようである。 普段ギャアグヮア騒がしい子供たちも、やけにおとなしかった。
砂浜に寝転がっていると、突如巨大な白犬が現れた。 あまりにも犬がデカいので、飼い主の女性は陰になっていて見えなかった。 一瞬あせった。
とてもおとなしい犬で毛並みが美しく、子供たちはすぐとりこになった。 ワッと近寄ってナデワサしていると、飼い主の女性は「シャンプー代が一回一万円もかかる以外はエサを沢山食べるわけでもなくて飼いやすいんです」と言った。
波打ち際を散歩していて、なにやら物体が打ち上げられているのを見つけた。 土器の破片のようである。 駆け寄って手に取るとこれは・・・・・・急いで家族を呼び寄せた。
「これって土偶のカケラじゃなかろうか!」

子供たちはかなりの反応を示したが、家内は冷やかな態度で「だって新しいじゃん」と口にした。 たしかに言うとおり新しそう。 だがよくみると、手作り感にあふれている。 大量生産品ではない雰囲気がある。 潮で洗われ続けてきたから新しそうに見えるのではなかろうか・・・・・・。 これはひょっとして、大発見なのではなかろうか! と、ひとり盛り上がる。
持ち帰り、撮影をして友人知人20名弱にメールで送ってみた。 「かくかくしかじか、これってもしかして古代の土偶じゃなかろうか?」
皆の返事はどれも「新しすぎ・・・違う違う」というものだった。 中には「オイ家内によるワナではないか?」という意見もあった。
やっぱり、あれですかねえ皆さん。
色艶と良い、出来すぎてる感が(笑)
どうぞ、鑑定団へ(笑)
いつも仲の良いご家族の姿が目に浮かぶようで、素敵ですね。
家内に「もしやオマエの仕業・・・」と聞いてみたら、ため息をつかれました。