メニュー

美味かもん雑記帳 > > スイカ割り
2008/08/05

スイカ割り

危篤の件で見舞いに行き、その足で田舎へ。

ささやかなバーベキューをする予定になっているが、訳あって、オイは河原に行き鶏を丸ごと穴に埋めて焼かねばならない。 頭数はそろっているので誰かが肉焼き係をしてくれるだろう。

汗だくで河原から戻り、あらかじめ冷凍庫に入れておいたプレミアムモルツを一気飲みする。 冷たすぎて少ししゃっくりがでた。

バーベキューは順調に進行しているようだ。 いつものように、湧き水を大樽にためて、その中で瓶ビールとスイカを冷やしている。 スイカは孫たちの為にばーちゃんが用意してくれたものだ。

田舎に来る楽しみは、この湧き水にもある。 小さい頃は気にしなかったが、こんこんと水が湧き出ているということはすごいことだ。 湧き水に関しては水道代はタダだ。 使い放題である。 しかも手ですくってみると、まるで氷水のように冷たい。 そのまま飲んでみる。 うーんとうなるしかない。

もしもオイ家に水が湧き出ているとしたら。 流しソーメンをやり放題、ビール冷やし放題、水遊びし放題、洗濯し放題、なんでもやり放題、水は宝だ、いやっほう! と、テンションがどうにもならなくなるであろう。

子供たちはスイカ割りを始めるという。 もう少し日が落ちてからにするよう忠告するが、まったく聞いていない。 年長者の少年がテキパキと準備をする。

タオルを目隠し代わりに巻いて、その場で10回回転し、ヨロヨロと棒切れを持って歩き出す。 オイの方へ歩いてきた。 このままでは叩かれるかもしれない。 「もっと右、右!」とウソの指示を出す。 その先にスイカはない。

何人も試すが、10回転のキキメでだれもスイカを叩き割ることができない。 もう回転はやめようと、子供たちの話し合いで決定する。 回らなければ、簡単にスイカにたどりつく。 しかし目の見えない状態で棒を思い切り振り下ろすという行為はなかなかできない事のようで、スイカに棒が当たるが、割れない。 二度三度と振り下ろすが割れない。 どうやらこの竹棒が悪いようだ。

棒をその辺に転がっていた金属バットに変更して叩くと簡単に割れた。 写真係のオイは、金属バットを恐れながら、子供たちがスイカを割る瞬間を何枚も撮らされた。

suicawari

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

けんた食堂が本になりました

けんた食堂が本になりました『うちめし道』

最近の記事

くらげ 2025年2月6日 new!!

Suicaの移行に四苦八苦

未来の自分の為の備忘録だ。

続きを読む

月例報告 2025年1月31日 new!!

月例報告2501

本年もどうぞよろしく。

続きを読む

ふぐの子糠漬 2024年12月12日

月例報告2412

来年もより良い年になるよう日々

続きを読む

2024年11月30日

月例報告2411

今年も残すところあとひと月。 

続きを読む

2024年11月27日

【カメラ】iOS 18 にモノ申す【改悪】

どんどん悪くなっていっている印

続きを読む


月別アーカイブ

カテゴリー
メモ
最近のコメント
タグクラウド
インスタグラムやってますー フェイスブックページへ ツイッターへ RSS 問い合わせ

ページトップへ