先の唐揚げ
最近息子の食欲がない。 考えられる理由としては、保育園から帰ってきてすぐに食べるアイスかはたまたクルミパンか。 とにかく、晩飯の食いつきが悪いのである。
こんな時は、息子の大好物である手羽先料理を晩御飯にすると、ガッつく。 ひとりで何本もの手羽先を平らげる。 我が家の手羽先料理の定番といえば、檀流クッキングの手羽先料理3品なわけだが、息子も当然大好きなわけで。 でも、最近やけに暑いから油モノ食べて体力つけておかないとお遊戯会もヤバいかなということで、今日は手羽先の唐揚げということにした。 オイのビールのつまみにもなるわけ。
晩飯前の風呂に入っていると、ヨメの怒鳴り声が聞こえる。 こっそり除いてみると息子が反省のポーズをとっている。 事情を聞くと、嫁が手羽先の唐揚げを指差す。 よく見てみると、手羽先の唐揚げ全てに、かじった跡がある。
息子はこの日調理した手羽先の唐揚げ全ての、一番肉のある部分、すなわちかじりやすい部分だけを、食していたのである。 どれを見ても、真中だけ肉がかじり取られている。
それを見て、爆笑のオイだったけど、ヨメはすごくそれが気に入らないみたい。 普段はおおざっぱなのに意外とどうでもイイことに細かい。 そうして息子は反省を命じられていたわけ。
まあいいじゃないですか。 だって手羽先は骨あるから食いにくいし。 息子的に一番ベストな方法で、一番おいしい部分だけを食べたのでしょう。 一応能率イイねキミと、褒めておこうではないですかヨメよ。